しかし、40歳以上での妊娠・出産は不可能というわけではありません。
実際に、50歳以上の高齢出産に見事成功した方のお話も耳にします。
ただ、高齢出産にはその分リスクもあることを覚えておきましょう。
実際に35歳を境に流産や赤ちゃんの先天性異常のリスクが高ますとされています。
では、40歳を超えた女性が妊娠できる可能性は具体的にどれぐらいあるのでしょう。
まず、一般的に女性の妊娠が難しくなるのは33歳とされます。これは、体外受精の成功率が、33歳を境に減少してしまうためです。ちなみに、30代を境に妊娠が難しくなり、40歳では33%の人が不妊に悩んでいます。さらに、女性が妊娠できる年齢の限界は一般的には50歳と言われています。
いつから妊娠しにくくなるの?
そういった現実を踏まえて、高齢出産や不妊についてみていきましょう。
では、一般的な40代の女性はどれぐら不妊に悩んでいるのでしょう。
ここ数年、女性の社会進出や晩婚化によって、高齢妊娠・出産が増加しています。
しかし、高齢出産を望む人が皆、妊娠できるわけではありません。
高齢出産には様々なリスクが考えられますが、高齢出産における最大のリスクは妊娠をするのが難しい事、「不妊」です。
また、高齢になることで性生活の機会が減少傾向になることも原因になり得ます。しかし、それはごく自然な男女の姿です。自分や相手を責める前に、まずは気分転換(旅行に行くなど)はいかがですか?
では、なぜ高齢出産が難しくなるのか。その要因の一つに、卵子の老化や、婦人病、生活習慣病(子宮筋腫など)が急増する年齢になってくることが挙げられます。
健康な男女が排卵日に性行為を行い、妊娠する確率は、35歳未満なら20~25%、35~40歳では10~15%とされています。
さらに年齢を重ね、40歳後半になると、なんとその確率は4%にまで下がってしまうという報告もあります。
妊娠する確率
高齢出産の壁とは?
確かに、高齢ならではのリスクはありますが、現代医学の進歩により、高齢出産はかなり安全性の高いものになりつつあります。
また、不妊治療にも著しい医学の進歩あり、40代のカップルなど、晩婚であれば結婚と同時に不妊治療を始める人が増えています。
不妊治療は1年でも早く始めた方が妊娠率が高いといるからです。
40歳を超えても諦めず、その可能性を信じて妊娠・出産に挑んでみてください。
妊娠や出産は年齢を問わず大変なことです。
若くして不妊に悩まれる方もいれば、出産した赤ちゃんに染色体異常が見られる場合もあります。
そう考えると、高齢出産だけにリスクがある訳ではありません。
不妊治療は?
高齢出産を望む多くの方が、「不妊」という大きな壁に立ち向かっています。
高齢になると卵子や精子は老化し、その数も減少します。そんな中で卵子の老化を防ぐ技術も研究が進み、不妊の予防という概念も注目され始めています。
高齢出産を成功させるために気をつけて摂取するといい栄養もあります。
いつでも健康な赤ちゃんを育てれれる体を作りをサポートしてくれる、葉酸や、年齢によるホルモンバランスの乱れをサポートしてくれる、マカなどが挙げられます。どれも、サプリメントとして購入しやすくなってるので、試してみる価値はあります。
生活習慣の改善など、自分で調べ、行動することも大切ですが、40歳を超えての高齢出産を望む場合には、できるだけ早く専門医に相談することをおすすめします。
妊娠のために摂りたい栄養素
特に卵子は本人が胎児の時に形成され、排卵する時期が来るまでの間、生活習慣や体内環境の影響を受け続けているのです。したがって、生活習慣の乱れが不妊を繋がってしまう場合があります。
40歳を超えた方だけではなく、不妊を予防するには毎日の食事や、生活習慣としての運動、性行為に至るまでの自分の様々な生活を見つめ直す必要があります。また、現代社会におけるストレスや、PM2.5などの大気汚染物質なども危険因子の一つです。
女性は理屈で言えば、閉経するまで出産・妊娠は可能です。さらに、高齢出産を成功させた方々には共通して言えるのは、自分を信じて行動しているという点です。あなたも自分を信じ、明るく、楽しく、次は私の番だと信じつつ、毎日を楽しむことも重要なことです。