2017.01.17 Tue 更新

妊娠中、いつまで歯医者に行ける?行くときの注意点は?

妊娠によるホルモンバランスの変化で虫歯菌が増殖しやすくなり、唾液の性質も変化して細菌が活動しやすい環境になるため、妊娠中は虫歯になりやすい時期です。 口の中のトラブルが早産を引き起こす可能性もあり、きちんとケアしてくださいね。 今回は「歯医者に行ける時期と注意点」についてご紹介します!

口の中が酸性状態になっている

妊婦は虫歯になりやすい原因は様々ありますが、妊婦は虫歯になりやすい原因は以下の通りだとされています。

妊婦は虫歯になりやすい原因

妊娠中、いつでも歯医者に行くことはできますよ。
妊娠中は虫歯になりやすいので、行ける時に定期的に歯医者を受診するようにしましょう。
妊娠時期によって歯医者を受診するときの注意点は以下の通りです。気をつけてくださいね。

妊娠中、いつまで歯医者に行ける?

ホルモンバランスが変化することで、女性ホルモンを栄養とする虫歯菌を増殖させてしまいます。
それだけではなく、ホルモンバランスの変化に友なて唾液の性質が変化するので、唾液に粘り気が出て、細菌が活動しやすくなります。

ホルモンバランスの乱れ

つわりで気持ち悪いとどうしても歯みがきが不十分になり、磨き残りが多くなってしまいます。
歯磨きを怠ってしまうと、虫歯菌が増えやすい状態になってしまい、虫歯の発症や進行のリスクが高くなります。

つわりのせいで歯磨きができていない

妊娠中はとにかくお腹がすくので、こまめに食事をとっていますよね?
このこまめな食事が、口の中を酸性状態にするのです。
酸性状態になった口は、唾液によって中和されるのですが、こまめに食事をすることで唾液の中和時間が足りなくなってしまいます。

虫歯や歯周病の治療で使われる麻酔が赤ちゃんに与える影響は少ないとされています。
ですが、体調のことを考えると治療を受けるのは、妊娠中期を過ぎてからのほうが安心だと言われています。
妊娠初期や臨月も受けることは可能ですが、できるだけ避けるようにしたほうが安心ですよ。

虫歯や歯周病の治療の麻酔

歯医者に行くときの注意点は?

妊娠初期

妊娠中期

妊娠初期は、つわり等もあって体調が優れない日が続く時期です。
歯医者のにおいや口内に入る医療機器で気分が悪くなる事もあります。
自分の体調を最優先に考え、歯科治療はなるべく控えるようにしてくださいね。

妊娠初期に比べ、体調が落ち着いてきます。
医師から特別な指示を受けていなければ問題なく治療を受けることができますよ。
妊娠中期で歯のトラブルはすべて解消しておいてくださいね。

治療台に仰向けになると、大きくなったお腹に圧迫され、妊娠している身体へ大きな負担になります。
切迫早産のリスクがある人は妊娠後期の治療は控えるようにしてくださいね。
臨月に入ってからはいつ陣痛が起きてもおかしくないので、健康な人も控えるようにしてくださいね。

妊娠後期

妊娠していることを伝える

レントゲン撮影や麻酔などの薬剤を使うこともあるので、妊娠していることをちゃんと伝えましょう。
きちんと伝わっていないとお腹の赤ちゃんに何かしら影響のある薬を処方されることもあります。気をつけましょう。

産婦人科の先生に相談する

母子健康手帳は妊娠経過が記されているので、歯医者さんに健康状態を把握してもらうのに役立ちます。
妊娠していることの確認にもなるので、持参してくださいね。

母子健康手帳を持参する

いかがでしたか?
妊娠中に歯が痛くなると、お腹の赤ちゃんのことも心配でなかなか治療できない人も多くいます。
でも歯の治療は大事なことなので、歯の痛みを感じたときは、まず歯医者を受診するようにしてくださいね。
歯の治療を受ける際は、事前にかかりつけの産婦人科医に相談することを忘れないように!

歯の治療が必要になったことを、かかりつけの産婦人科医に事前に相談しておいてくださいね。
この相談を怠りがちですが、アドバイスをもらえることもあるので忘れずにするようにしてください。

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