2017.01.22 Sun 更新

男性不妊にもつながる「精巣上体炎」ってどういう状態?原因や症状、治療法について

精巣上体炎という病気をしっていますか?重症化すると男性不妊にも原因となる精巣上体炎は、痛みや腫れなどの症状が現れると言われています。 しかし、どんな事が原因で起こり、どのような症状が出るのでしょうか?また、治療法にはどのようなものがあるのでしょうか?まとめてご紹介いたしますので、参考にしてみて下さい。

精巣上体炎の症状

精巣上体は精巣で作り出された精子が通る部分で、「副睾丸」とも呼ばれています。
精子は精巣上体から精管を通って精嚢腺、前立腺へつながり、射精が起こるとそこで分泌される精液と一緒に尿道から外に出てきます。

精巣上体炎が起こる原因は、精管を通って最近が精巣上体に入り込むことで炎症を起こしている状態です。

精巣上体炎とは、その名の通り精巣上体が炎症を起こしている状態です。
「精巣上体」は睾丸の横にあり少し膨らんだように見える部分です。

精巣上体炎って?

精巣上体炎が起こると、まずは精巣上体の一部や精巣そのものに軽い痛みを感じます。
その後、痛みが陰嚢に広がっていき、晴れることで硬く感じるようになります。
症状が進むと目で見てわかるほど腫れ上がるので、勃起をした時や触れた時などに激しい痛みを感じることもあります。

精巣上体炎は、細菌やウイルスが精巣上体に入り込むことによって起こります。
そのため、精巣上体炎の症状をそのままにしておくと、炎症が広がって精巣にまで到達してしまうこともあります。
炎症が精巣にまで広がると、精子のもとになる精細胞を死滅させてしまって、精巣機能が低下してしまう可能性があるのです。

精巣上体炎が男性不妊につながる?

症状が悪化すると腫れや痛みがひどくなるので、歩いたり座ったりする日常的な動きにも支障が出てしまうことがあります。
また、炎症がもとっとなって発熱することも少なくありません。

さらに、症状が重症化すると陰嚢に膿がたまってしまい、そのうち破れて膿が出てしてしまうこともあります。

また、炎症によって精管が塞がってしまうことによって、正常な射精ができなくなってしまうことがあります。
元気な精子が作られなくなったり、正常な射精ができなくなったりすると、妊娠の可能性が低くなり、男性が原因の不妊にも繋がりますので、早急に治療を行うようにしましょう。

原因は?

若い内に精巣上体炎になる原因は、尿道炎gアモトになることが多いようです。
尿道炎は性病の症状の一つで、クラミジア、淋病などが原因で引き起こされます。

高齢者の精巣上体炎の原因は、前立腺肥大、尿道狭窄、膀胱結石などの病気が原因で起こることが多いようです。
これらの病気が原因となって大腸菌などの細菌が増え、尿道を通って精巣上体まで入り込んで炎症を起こす可能性が高くなるようです。

治療法は?

精巣上体炎の症状がある場合には、必ず泌尿器科を受診して専門の医師の治療を受けるようにしましょう。
使用する薬の種類が適当でないと、症状が悪化し、最悪の場合には陰嚢の石灰や精巣上体の摘出が必要になることがあります。

抗生物質

クラミジア、淋菌に効く抗生物質を使用して、炎症の原因となっている細菌やウイルスを死滅させることで治療していきます。

鎮痛剤

発熱や痛みに対しての対症療法です。
炎症によって腫れてしまった陰嚢を冷やして、運動を避けるなど安静に保つことも大切です。
痛み止めや湿布、サポーターなどを用いることが多いようです。

安静

治療中は運動を避け、安静に過ごしましょう。
飲酒、暴食、偏食なども患部に負担をかけてしまう可能性がありますので、規則正しい生活を送るようにしましょう。

禁欲

できるだけ精巣や精巣上体に刺激を与えないようにするため、自慰行為を含む性行為は控えましょう。

女性も性病検査を

精巣上体炎は性病が原因で起こることが多いので、精巣上体炎になった時にはパートナーの女性にも性病感染の可能性があります。
男性だけが治療を受けても、女性が感染していると治療後に再度感染してしまうこともありますので、注意が必要です。

女性の場合はクラミジアや淋病に感染していても自覚症状がなく、重症化することで不妊などにつながってしまうこともありますので、パートナーと一緒に治療を受けることが大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか?
精巣上体炎になってしまうと、将来的に不妊の原因にもつながりかねません。
自己判断で軽く考えずに、必ず泌尿器科を受診して専門の医師の治療を受けるようにしましょう。
また、精巣上体炎かと思ったら、精巣腫瘍、精索捻転などの病気だったということもありますので、早めに病院で診察を受けるのがオススメです。

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