年齢
不妊治療を続けていると、やめるという判断を下すのはとても勇気が必要です。
「ここまでやってきたんだから…」、「どうしても子どもを産まなきゃ…」を感じてしまう方もいるでしょう。
そこで、今回は過去に不妊治療を受けていた方たちがどんなタイミングで治療wやめたのかをまとめました。
不妊治療のやめ時とは
子どもを望む夫婦が、避妊をせずに性交渉を行なっても1年以上妊娠できない状態を「不妊」といいます。
不妊のカップルのために高度生殖医療技術を使用して、妊娠するための手助けをするのが「不妊治療」ですが、日本では50万人近い方が不妊治療に取り組んでいて、これから先も増え続けるだろうと言われています。
どのくらいの人が不妊治療を受けているの?
不妊治療を受けると、知らず知らずのうちにでも精神的なストレスを感じます。
そのストレスが大きくなると、不眠や体調不良など身体の不調にも繋がる可能性がるのです。
精神的なストレスが大きくなってきている時には、一度パートナーとも話し合って不妊治療をどうするのかを決めて下さい。
心身の疲れ
体外受精や顕微授精の硬度不妊治療は、保険も適応されませんし1回の治療費が30〜100万円程度と高額です。
これだけのお金と期間をかけたから妊娠するまでやめられないと考える方もいるかもしれませんが、不妊治療を続けたからと行って必ず妊娠できるということではありません。
夫婦のこれからの人生も考えて、収入や貯蓄額を照らし合わせ、無理のない範囲で行うようにしましょう。
経済的理由
年齢を考えて不妊治療のやめどきを決めた方は多いようです。
特に、女性の年齢が上がると卵子の質も低下して、妊娠率も低下していきます。
個人差があるものなので、何歳になったら不妊治療をやめたほうが良いという基準はありませんが、医師やパートナーと相談しながら妊娠率なども考えていつまで続けるかを決めて下さい。
しばらく不妊治療をお休みしてみて、夫婦でこんな未来がいいねと希望を持って話し合って下さい。
その2人の希望の未来に子どもがいることが欠かせないなら、もう少し不妊治療を続けてみてもいいですよね。
ゆっくり話し合ってみたら、夫婦の新しい道が見つかるということもあるようです。
不妊治療を続けていると、本当にやめてしまってもいいのか、後悔しないかという不安にかられると思います。
そこで、いきなり完全にやめてしまうのではなく、半年〜1年治療をお休みしてみませんか?
不妊治療を続けていると、「妊娠する」ということがゴールだと考えてしまうようになってしまいがちです。
しかし、妊娠・出産しなかったからといって人生の価値がなくなることはありません。
どうやってやめ時を決めればいい?
子どもがいる家庭を望んでいるけど治療を続けるのが苦しいという方もいるかと思います。
そんな時には、特別養子縁組などで子どもを家族に迎え入れることも1つの手かもしれません。
長い間不妊治療を続けていると、辞める決断をするのは本当に難しいものです。
でも、不妊治療をやめたからといって誰にも否定されるものではありません。
子どもがいなくても素晴らしい人生を送っている夫婦はたくさんいます。
養子で子どもを迎えて幸せに暮らしている家族もたくさんいます。
自分たち家族にとって、幸せな形が何なのかを一度夫婦でゆっくり話し合ってみてくださいね。