いつから見られるの?
また、ミルクを飲見終わったときやオムツを変えてあげたときなど、何かしらの刺激が加わることによって脳が興奮し、顔の表情を動かす反射によって笑顔に見えるとも言われています。
生理的な笑顔なので楽しい・嬉しいといった感情とは関係はないものですが、一説には笑顔のような表情を自分のお世話をしてくれる人に対して見せることで、自分を愛して守ってもらえうようにしている自衛本能の1つだと言われています。
生まれてすぐの赤ちゃんでも、時々ニコッと微笑んでいるように見えることがあります。
これは「新生児微笑」と呼ばれるもので、生理的に起こっていることから「生理的微笑」とも呼ばれます。
新生児でも笑うの?
赤ちゃんが楽しい・面白いなどの感情から自分の意志で笑うようになる時期はどのくらいなのでしょうか?
自分の意志で笑うのはいつから?
新生児微笑が多いか少ないかにも個人差があり、赤ちゃんによっては顔の筋肉が動く反射が少なく新生児微笑があまり見られない場合もあります。
しかし、何会場などが起こっているわけではないので、不安に感じる必要はありません。
新生児微笑の時期には個人差もありますが、一般的には生後すぐから見られ生後3ヶ月頃に消失すると言われています。
出産予定日前に生まれた赤ちゃんにも生後すぐから新生児微笑が見られることから、胎児期から始まっているとも考えられています。
生後6〜7ヶ月頃になると、赤ちゃんの笑顔にも変化が出てきて声を出して笑うようになります。
この時期の赤ちゃんは少しずつ周りの人の区別が付くようになり、安心して笑う、テレビwお見ながら笑顔を見せるなど音や物に反応して笑うようになってきます。
声を出して笑う時期は?
大人があやしたり笑いかけたりした時に、赤ちゃんが楽しい・嬉しいを感じて笑う「社会的微笑」が見られるのは生後2〜3ヶ月頃だと言われており、社会的微笑に移行していくに従って新生児微笑は見られなくなっていきます。
社会的微笑は赤ちゃん自身の気持ちを表すための笑顔です。
この時期の赤ちゃんは人見知りなどもなく、目が合うと誰にでも笑顔をみせてくれます。
社会的微笑が始まる時期
赤ちゃんの笑顔を見るためには
生まれてすぐの赤ちゃんはほとんど目が見えていませんが、成長にあわせて視力も徐々に良くなっていきます。
止まっているものよりも動いている物の方が反応しやすいので、目の前で物を動かしてそれを目で追うかどうかをチェックしてみましょう。
視力の発達が早ければ、その分何かを見て笑顔をみせてくれるのも早いです。
視力の発達具合
赤ちゃんの笑顔は本当にかわいくて癒やされるものです。
そこで、赤ちゃんの笑顔を見るためのポイントをいくつかご紹介いたします。
赤ちゃんをあやす時には、赤ちゃんの顔の近くで高めの声で行うようにしましょう。
顔の近くで声を出しながら動いてみせることで、赤ちゃんの視覚と聴力に刺激を与えることができ、笑ってくれるようになります。
オススメなのは「いないいないばあ」など、声を動きが連動している遊びです。
あやし方
周りも笑顔で
赤ちゃんのお世話をする時などに、ママやパパも赤ちゃんに笑いかけてあげてください。
大きな動きの方が反応しやすいので、大げさなくらいの笑顔をみせてあげると、なんでも真似しようとする赤ちゃんが笑顔になることがあります。
笑顔で赤ちゃんと接することで、赤ちゃんとのコミュニケーションを取りながら赤ちゃんの感情の発達を促してあげてください。
笑わないからと心配しすぎない
赤ちゃんの手足を持って動かしてあげたり、マッサージをするようにくすぐってみたりしてください。
その赤ちゃんが笑顔をみせてくれるお気に入りの動きを見つけると、笑顔をみせてくれる機会も増えていきます。
スキンシップ
赤ちゃんにもそれぞれ個性があり、よく笑顔を見せる赤ちゃんもいればあまり笑わない音無しい赤ちゃんもいます。
声を出して笑う子、にっこり微笑む子など笑い方も様々です。
また、単純に笑い方がわからないということもあるようですので、心配しすぎずにママが笑顔で接することで笑顔がどういうものなのかを見せてあげるようにしましょう。