2017.05.27 Sat 更新

生理の時に黒い血が出る…原因は?病気の可能性もあるの?

生理が始まった時に、黒い血が出てびっくりしたことがある方はいませんか? いつもと様子が違うと、何か病気なんじゃないかと心配になりますよね。 そこで、今回は生理の時に黒い血が出る原因と、病気や妊娠の可能性などについてもご紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね。

では、なぜ生理の時に黒い血が出るのでしょうか?
通樹後でもそうですが、時間の経過とともに酸化して黒く変色していきます。

どうして黒い血が出るの?

授精・着床が起こらなかった場合には子宮内膜が不要になるので、剥がれ落ちて身体の外に排出され得るのです。
これが生理で、子宮内膜に含まれたたくさんの血液が出るので、経血は真っ赤や暗い赤色になるのが一般的です。

女性の体は、妊娠出産のための準備を一定期間で繰り返します。
子宮内では受精卵を受け入れるために、子宮な膜が厚く成長していきます。
卵巣から排出された卵子が精子と出会い、受精卵となって子宮内膜に着床すれば妊娠が成立します。

生理の血は何色?

子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がんなど婦人科系の病気が原因で子宮内部の細胞が傷つくと出血を起こし、子宮内部に血液が溜まると酸化して黒く変色し、生理の時に出てきている可能性があります。
黒い血が多く出ている場合には、このような病気の可能性もありますので婦人科を受診してください。

先程もお伝えしたとおり、黒い血が一時的に出てもあまり心配はいりません。
しかし、長期間続いたりレバー状の塊のようになって出たりする時には、病気が原因となっている可能性があります。

病気が原因のこともある?

しかし、出血量が少ない時や古い経血が体内に残ってしまう場合には、ホルモンバランスが乱れて月経異常を起こしている可能性もありますので、毎回黒い血が出るようであれば一度婦人科で相談してみましょう。

経血の量が少なくて流れ出る勢いが弱く、体内に長時間留まることによって変色する場合や、前回の生理の時の経血が体内に残っていて、次の生理の時に出て来る場合があります。
なので、生理の初めに黒い経血がが出たとしても、その後いつもどおりの赤い血になrば問題ありません。

まずは基礎体温を記録してみて、高温期が続いている場合には妊娠の可能性が高いでしょう。
高温期に入らず、ずっと低温期が続いているような時には無排卵月経も考えられますので、基礎体温表を持って婦人科へ相談してみてください。

少しだけ黒い血が出て、そのあとほぼ出血がない場合には着床時の出血が原因のこともあり、妊娠の可能性があります。
しかし、これだけで妊娠しているかどうかを見極めることはできず、無排卵月経などが原因となっている可能性もあります。

妊娠の可能性もあるの?

黒い血が出たら婦人科へ相談

生理の度に黒い出血があったり、長期間続くような時には病気が原因となっている可能性もありますので、早めに婦人科を受診してください。
不妊の原因となるような病気もありますので、早めに対処するようにしましょう。

生理の時に一時的に黒い血が出るだけなら、ほぼ問題ないといえますが、生活習慣を見直してホルモンバランスを整えるようにしましょう。
ストレスや運動不足、血行不良などでもホルモンバランスは乱れてしまいますので、健康的な生活を心がけてくださいね。

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