2017.06.05 Mon 更新

どんなことが起こっているの?排卵と生理の仕組みについて

生理は毎月必ずくるものですが、これにはちゃんと意味があって、妊娠の準備をしているサインなんです。ですので、生理が遅れたりするのはあまりよくない傾向なんです。妊活中の女性にとって、自分の生理周期を把握しておくことは、非常に大事なんです。ここでは排卵と生理の仕組みについてまとめてみましたので、是非ご覧ください。

排卵と生理の仕組み

続いて排卵ですが、排卵とは卵巣から卵子が飛び出すことをいいます。
そしてその卵子が受精をせずに、子宮内膜に着床しなかた場合、排卵から約2週間前後で子宮内膜が剥がれてます。
これが先述した生理なんです。一般的に、排卵から約2週間後に生理はきますが、生理後どれくらいで排卵が起きるかには個人差があり、その時の体調や精神状態などにも左右されますので、1週間後の人もいれば、3週間後の人も至りと本当にバラバラです。

排卵について

妊娠をしていない限り、生理は起こり続けますが、50歳頃を過ぎた頃から生理は起きなくなってきます。
その理由としては、卵巣の中に卵胞がなくなるとホルモンが作られなくなりますので、生理が終わってしまうんです。
この生理が終わる事を、閉経といいます。

生理とは、女性特有のもので、月に1回訪れます。
医学的には月経と呼びます。子宮内膜は妊娠に備えて厚くなりますが、妊娠が成立しなかったことで必要がなくなった子宮内膜の一部が剥がれ落ちることで、出血が起こります。
これが生理の仕組みです。

生理について

生理のあと、排卵までの期間を”卵胞期”といいます。
この時期に、卵巣にある卵子の元となるいくつもの原始卵胞のうちの1つが、脳下垂体の指令で分泌される女性ホルモンの影響を受け、成熟卵胞へと成長していきます。
また、卵胞から分泌される卵胞ホルモンの作用により、子宮内膜が受精卵を受け止めるために、少しずつ厚くなっていきます。

卵胞期

生理周期には個人差があると言いましたが、ここでは一般的なモデルケースでお話をすすめていきます。
周期が安定している一般的な人は、28〜30日のサイクルで訪れ、出血が最短で5〜最長で7日間程続きます。
また、生理周期は大きく4つに分ける事ができますので、以下で詳しく説明していきます。

排卵後の卵胞が、黄体という組織に変化することで、黄体ホルモンを分泌する期間を指します。
この時、子宮内膜は黄体ホルモンの影響で柔らかくなりますので、卵子が着床しやすい状態になります。
妊娠が成立しなかった場合は、約2週間ほどかけて、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの分泌が日ごとに減少していきます。

黄体期

実際に排卵があった日を”排卵日”といいます。
その前後5日間を”排卵期”と呼びます。
この時、脳の視床下部が卵子の成熟を察知すると、脳下垂体からホルモンが分泌され、その影響で卵子が成熟卵胞の中から卵管へと排出されます。
これが排卵です。この時期に性交渉すると、女性の体内に放たれた精子と卵子が卵管で出会えることができれば、見事妊娠が成立いたします。

排卵期

月経期

妊娠をする為には、しっかりと排卵のタイミングを知っておくことが大切です。
まずは日頃から生理周期を自分自身で把握しておくようにしましょう。
安定した周期で生理が訪れるように、規則正しい生活をおくることを意識してくださいね。

最後に

女性ホルモンの量が減ることで、妊娠の準備を整えていた子宮内膜が必要なくなり、表面の一部が剥がれ落ち、血液とともに子宮口から排出され、生理が始まると同時に体温は下がり、低温期に入ります。
これを月経期と呼びます。

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