子供が二語文を話しはじめたら、次に気になるのが三語文ですよね。
子供といっぱいおしゃべりがしたくて、早く言葉が話せるようになってほしいと願うのが親心というもの。
二語文から三語文を引き出すには
実際に二語文を話し始める時期は個人差がありますが、多くの子どもは2歳前後で話し始めるようです。
どんどん話せるようになる時期なので、言葉の爆発期とも呼ばれているようです。
子供の語彙が増える大切な時期でもあるので、ママやパパは汚い言葉遣いをしないように気をつけたいですね。
二語文とは、2つの意味のある単語で成り立つ文のことで、言葉の成長途中にある子ども特有の話し方です。
それまでは「わんわん」「にゃんにゃん」など一言だけだったのが、「わんわん、大きい」「にゃんにゃん、かわいい」など意味のつながる二語で文が話せるようになると、子どもの気持ちが今までよりもぐっとママに伝わるようになります。
赤ちゃんが正常に成長しているかどうかというのは、すべてのママが気になるところであり、その中でも言葉の発達は個人差があるのは分かっていつつも、周りの子と比べてしまいがちですよね。
二語文とは?いつから話せるようになる?
子どもの言葉の成長が遅れていると、よく「テレビの見過ぎ」「親子のコミュニケーション不足」など、ママやパパ側に問題があるかのようにいわれますが、本当にそれが原因なのでしょうか。
言葉の発達の遅れにつながりかねない要因
二語文を話せるようになった子供から三語文を引き出すには、普段の会話がとても重要となります。
具体的には、子供は発した二語文に対して、ママが意識的に語彙を加えてあげる方法があります。
そうすることで、子供は知っている言葉に関連付けて新しい言葉を覚えることができます。
耳の聞こえに問題がある場合や、聞こえているけれど言葉の意味や会話の内容を理解できない場合、子供の言葉が遅れる可能性があります。
例えば、誰かに「バイバイ」と言われたら、きちんと返すことができるなど、簡単な言葉の意味がわかっていれば、言葉の理解に問題はありません。
言葉が理解できていない
子どもの成長には個人差があります。
たまたま言葉の発達が遅れているだけで、ある日突然おしゃべりになるということもあります。
言葉の発達の遅れ
言葉を話すことができない
何らかの異常によって子供の言葉が遅れている場合は、早急な対応が必要となります。
まずはかかりつけの医師に相談しましょう。
いつも子どもと一緒にいるママだからこそ気づくこともあるので、一人で悩まずに相談してみると、必要に応じて専門医を紹介してくれるので、早めに対処することも可能になってきます。
子供の言葉の発達が遅いと感じたら
発声に何らかの問題があるほか、頭の中では分かっていても、上手に話すことができない場合もあります。
子供が話さない原因には、失語症のような身体的な原因のほか、場面緘黙症のような精神的な原因が考えられるため、そのような原因で言葉が遅れている場合は、医療機関の受診が必要となります。