布オムツ

（デメリット）
・肌質によっては素材に合う・合わないがある
・使い捨てなのでお金がかかってしまう
・何回かおしっこをするまで替えずにいたら、かぶれてしまうこともある

（メリット）
・処理が簡単にできる
・蒸れにくい
・吸水性が高いため、就寝時や長時間の移動時も漏れずに使うことができる
・おしっこをしたとき、色が変わるので替え時が分かりやすい

紙オムツ

オムツには大きく分けて2種類に分類されます。
以前までは布オムツが主流でしたので、おばあちゃんなどの年配世代の人には「紙オムツは赤ちゃんのお肌に良くない。布オムツが赤ちゃんのデリケートなお肌に合っている」と思っている人も少なくないようです。
ここでは紙オムツ・布オムツのメリットとデメリットについてご説明しますね。

赤ちゃん・新生児に使うオムツの種類

赤ちゃんのオムツ交換の頻度

（デメリット）
・吸水力が劣るので頻繁に替える必要がある
・汚れるたびに浸け置き・洗濯・乾燥の手間がかかる
・おむつからおしっこが漏れやすい

（メリット）
・肌質を選ばない
・洗って繰り返し使うことができる
・おしっこをすると濡れたことが直接伝わるので、オムツ外れが早くなる

テープ式の紙オムツの替え方

オムツ交換の方法は使用するオムツの種類によって異なります。
それぞれのオムツの種類に合った方法でオムツを交換するようにしてくださいね。

赤ちゃんのオムツ交換の方法は？

オムツ替えの頻度は種類や時期によって異なります。
汚れたら取り替えるのが基本です。
汚れたまま放置していると、おしっこやうんちの湿気でおしりがふやけ、消化酵素やアンモニアが刺激になり、オムツかぶれを起こしてしまいます。
新生児であれば、1日10回以上うんちをするため、おしっこを含めて1日15～20回ほどオムツ替えをします。
生後2～3ヶ月頃には1日5～10回ほどになり、徐々に減っていきます。

赤ちゃんを寝かせて、着けているオムツを外す前に新しいオムツを下に敷きましょう。
着けているオムツを開き、両足を片方の手で軽くまとめるように持って上げ、汚れをキレイに拭き取ります。
お尻を少し浮かせて汚れているオムツを抜き取り、新しいオムツを当てます。
このときにオムツの前面をしっかりと開き、オムツの端が折れないようにしましょう。
左右のテープをそれぞれ外してお腹部分に指2本ほどの余裕を持たせ、きつくなり過ぎず、ゆる過ぎない程度に調節して留めるようにしてくださいね。
漏れ防止のため、足のつけ根部分のギャザーをしっかりと外に出したら終了です。

布オムツの替え方

立ったまま紙オムツのサイドの接続部分を破いてオムツを外し、汚れをキレイに拭き取ります。
赤ちゃんを壁やママの肩に掴まらせてから、新しい清潔なオムツを開いて片足ずつ履かせますが、着けていたオムツを外す前に、新しいオムツを両足に通しておくと素早く履かせることができますよ。
腰までおむつを引き上げたら、漏れ防止のため、足のつけ根部分のギャザーをしっかりと外に出したら終了です。
うんちのときは、テープ式と同様に寝かせて替える方が汚れを拭き取りやすいので、用途に合わせた履かせ方をしてくださいね。

パンツ式の紙オムツの替え方

身体の構造上、女の子は後ろ（お尻のほう）におしっこが溜まりやすいので、折り込んだ部分の厚みがあるほうを背面にセットしてくださいね。
逆に男の子は前におしっこが溜まりやすいので、折り込んだ部分の厚みがあるほうを前面にセットしましょう。

縦長になるように布を半分に折って、左端を手のひら1つ分だけ折りこみます。
長さが半分になるよう、右端を持って折り、オムツカバーの上にセットして着いているオムツカバーを開いて汚れをキレイに拭き取ります。
両足を軽く持ち上げ、着けていたオムツを取ったら、新しいオムツとオムツカバーを設置しましょう。
オムツの前面をしっかり広げてお腹にあて、指2本分の余裕を持たせた状態で左右のテープをつけたら終了です。

いかがでしたか？
オムツ交換をするときは赤ちゃんのお尻が荒れていないかなど、お尻の肌の状態も合わせてチェックするようにしてください。
赤ちゃんのお尻まわりの肌はかなりデリケートなので、日頃からケアしてあげてくださいね。