赤ちゃんの熱中症のサイン
またその状況の中にずっといて、熱中症の初期症状を感じていたとしても、”喉が乾いた”ということを自分の言葉で訴えることができません。
その結果、体も小さいのであっという間に症状が進行し、熱中症になってしまうんです。
そもそもなぜ、赤ちゃんは熱中症になりやすいのでしょうか。
赤ちゃんは、体が小さく体温調節も上手にできない為、熱中症になりやすいと言われています。
そのうえ、ベビーカーに乗っている時は地面からの放射熱で、気温よりも更に高い温度の中のさらされているんです。
赤ちゃんが熱中症になりやすい理由
これからの時期、熱中症対策には特に気をつけたいところです。
特に抵抗力の弱い赤ちゃんにとっては、大人よりも何倍も気をつけないといけません。
しかし熱中症は病気と違いますので、周囲の大人の配慮が何よりも大事になってきます。
その為には、大人もしっかりとした知識を身につけておく事が、大切です。
赤ちゃんの熱中症対策の知っておくべきポイント
熱中症の症状
・頬が赤く・触ると熱い
・元気がなく、ぐったりしている
・母乳やミルクを飲む量がいつもより多い
・オムツが乾いている
では熱中症が疑われるサインについてみていきましょう。
上記のような症状が見受けられたら、熱中症の可能性が高いですので、そういった場合は応急処置を行ないましょう。
まずは外出先であれば、日陰に、室内でもエアコンの聞いた場所に行けるのであればそこへ移りましょう。
応急処置の方法
・汗が出なくて手足が冷たい
・6時間以上尿が出ない
・発熱していて、冷やしても下がらない
・呼び出しても反応がない
熱中症になると、汗をたくさんかいたり、体温が高くなったりします。
さらにひどい場合ですと、熱や痙攣を起こしたり命を危険にさらしてしまう可能性もありますので、注意が必要です。
以下に症状をまとめてみましたので、ご覧ください。
次に衣服を脱がせて風通しをよくし、体にこもった熱を逃がしてあげてください。
ポイントは、いかに体の熱を逃がせるかです。特に脇の下を冷やしてあげると良いでしょう。
対策法
もちろん水分補給も大切です。脱水症状の場合は、ミネラルも不足しますので、麦茶などよりも、ベビー用のイオン飲料が望ましいです。
また、水分補給は喉の乾きを潤すだけではなく、体内に水分を早く吸収させなければいけないので、腸から吸収できるイオン飲料がベストです。
ただ、これらの応急処置を行なっても体調が改善されない場合は、すぐに病院へ連れていきましょう。
体を冷やす時の便利グッズとしては保冷剤をオススメします。
ケーキなどを買った時についてくるくらいの小さいサイズのものがオススメです。
冷やす際は、タオルなどでくるんで、使用しましょう。
また、室内に居る際も熱中症は油断できません。
風通しが悪く熱がこもってしまう室内では直接日差しを浴びなくても、熱中症の危険性はありますので、注意しましょう。
外出時はベビーカーで日よけを使ったり氷枕を使用したりして、上手く対策を行ないましょう。
赤ちゃんが無理なく過ごせる環境を作ってあげることが1番大切です。
こまめに休憩をとって、水分補給をしながら体温が上昇しないように気をつけましょう。