2017.07.10 Mon 更新

産後は妊娠しやすいって本当?年子の育児は大変?

産後は妊娠しやすいと言われていますが、産後1年で妊娠して子どもが年子の育児は、ママへの負担が大きいものです。しかし、高齢出産のために敢えて年子を考えているママも多くいます。今回は、年子育児についてメリットやデメリット、授乳期の妊娠についてまとめました。

母乳育児中は妊娠しにくいですが、妊娠する可能性はゼロではありません。
2人目、3人目を予定していない場合は、避妊を心がけましょう。
母乳育児に比べて、ミルク育児の人は比較的早めに生理が再開するようです。

赤ちゃんを出産した後のママの身体は排卵が止まり、少しの期間妊娠しにくい体になっています。
ママは母乳育児をしているとプロラクチンというホルモンが分泌されますが、このプロラクチンは排卵・生理を止める効果があります。

産後は妊娠しやすいって本当?

実際には生理の再開時期は個人差が大きいため、はっきり言えませんが産後は1年ほど生理がこないママが多いですが、日々の生活環境やストレスの影響による生活の乱れにより、産後1年を過ぎても生理が再開しないこともあります。
断乳時期によっても変わってきますが、産後2年以上生理がない場合は、病院に相談することをおすすめします。

産後という言葉は、出産してすぐ、というイメージがあるかもしれませんが、本来は産後1年のことを言います。
出産で変化した体が元に戻るための大切な期間です。
産後は赤ちゃんに授乳をすることで排卵が起こりにくくなり、母乳育児のママなら1年ほど、ミルク育児のママなら2ヶ月〜半年ほどで生理が再開することが多いようです。

産後の生理再開について

年子のメリットとデメリット

母乳育児をしているとプロラクチンというホルモンの影響で妊娠しにくくはなりますが、授乳中でも生理が始まるママはいますし、排卵が再開するということは妊娠できるということになります。
生理が確認できれば排卵が再開されている可能性があるのはわかりますが、生理再開前に妊娠する可能性もあります。
産後はじめての排卵と性交渉のタイミング次第では、生理再開前に妊娠することもあり得ます。
産後の子宮はダメージを受けている状態なので、できれば産後半年以上、帝王切開の場合は1年以上の期間をあけて妊娠するのが望ましいとされています。

授乳中の妊娠

年子のデメリット

上の子が赤ちゃんのうちに赤ちゃんが産まれるわけですから、上の子の赤ちゃん返りが少なくて済みます。
2歳3歳差になるとイヤイヤ期や自我の芽生えがあるので大変ですが、年子なら比較的産後のママの精神面が楽になるようです。
また、つわりがある場合も、まだ0歳の赤ちゃんは家の中で過ごすことが多い時期に終わるので負担も少なく済みます。

年子のメリット

年子の妊娠や育児は大変というイメージを持たれているママが多いようですが、年子によるメリットもあります。
それぞれを見ていきましょう。

赤ちゃんを一気に二人育てるということで、乳幼児期のママの心身の負担はとても大きくなります。
ママの取り合いがおきたり、夜泣きが続けば眠れない夜が年単位で続きますし、食事や着替えなどのお世話も二人分です。
入園や入学も毎年のように来ることや、乳幼児期のおむつやおしりふきなどの消耗も大量になるので、経済的にも大変になるかもしれません。

年子は、子育てが一気に終わり、ママが早くに一人の時間を持てるという良さもありますが、乳幼児期の負担は想像を絶する大変さがあります。
そのため、年子妊娠は、パートナーの協力がとても大事になってきます。
それも踏まえて、よく相談し、妊娠のタイミングを決めていきましょうね。

おわりに

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