2017.07.27 Thu 更新

赤ちゃんの熱中症について、しっかりと対策できていますか?

これから本格的な夏到来!あなたは、赤ちゃんの熱中症対策はしっかりとできていますか?赤ちゃんは体温調整機能が未発達ですので、熱中症にかかりやすいんです。初期症状を見逃してしまうと、重症化してしまう可能性もありますので、注意しなければいけません。意外かもしれませんが、屋内にいても熱中症にはなるんです。そこでここでは、熱中症に関してまとめてみましたので、是非ご覧ください。

では熱中症になった場合、赤ちゃんにはどういった症状が現れるのでしょうか。
赤ちゃんに次のような症状がみられたら熱中症による脱水症状の疑いがありますので、注意しましょう。

熱中症で現れる症状

暑い季節になってくると必ずあるのが、”車内に赤ちゃんを放置してそのまま死亡”というニュースです。
つい最近もありましたが、父親がパチンコに夢中になり、車内に放置して死亡させたというニュース。
こういうニュースを見る度に胸が痛みます。
車内に赤ちゃんを残しておいても、クーラーをつけていれば大丈夫とか、少しの時間だけとか、そういった油断が命の危険に繋がることになります。

特に赤ちゃんは皮膚から汗として、水分や塩分がどんどん無くなっていきます。
それが続くと脱水症状に陥りますので、注意が必要です。
周りの大人がしっかりと注意深く様子を見てあげることが大切です。

屋外で強い直射日光にさらされていたり、室内でも湿度の高い所にいると、熱中症にかかってしまうんです。
先述したように、赤ちゃんは体温調整機能が未発達ですので、その結果暑さの為に調整がうまくできず、体に熱がこもってしまい、体温が急激に上昇し、それが原因で熱中症になります。

赤ちゃんの熱中症について

危険症状

上記のような症状が現れた場合、迅速な対処が必要です。
これ以上の重症化を防ぐようにしましょう。

・顔が赤い
・抱っこすると体が異常な程暑い
・機嫌が悪い
・唇が乾燥している
・おしっこの量が少なくなってきている

初期症状

赤ちゃんが熱中症になった時の対処法

これらの症状は危険サインです。
すぐに病院へ連れていくようにしましょう。一刻も早くの治療が大切です。

・手足が冷たい
・母乳やミルクを飲まない
・目の焦点が合っていない
・痙攣を起こしている

では熱中症になった場合、どういった対処法が望ましいのでしょうか。
以下にまとめてみましたので、ご覧下さい。

体温を下げてあげる

赤ちゃんが熱中症や脱水症状を起こしてしまった場合、すぐに日陰やエアコンのきいた涼しい部屋に移しましょう。
足よりも頭が少し高くなる体制で寝かせることが大切です。

涼しい場所で寝かせる

水分補給をする

保冷剤をタオルで包んだものや濡れタオルで、おでこや脇の下、股の付け根、首元を冷やしてあげましょう。
体温が異常に高い場合を除いて、クーラーや扇風機などの風を体に直接当ててしまうと逆に体から水分が蒸発しやすくなり、脱水症状が悪化してしまう可能性がありますので、注意してください。

母乳やミルクなど、赤ちゃんも飲めるものを少量ずつ飲ませましょう。
一度に大量に飲ませると吐き出す可能性もありますので、様子をみながらゆっくりと飲ませてあげましょう。

最後に

これから本格的な夏が到来します。熱中症は室内にいても起こりますので、十分と対策をとって、未然に防ぎましょう。
その為にまずは、日々赤ちゃんの様子をしっかりと見てあげることが大切です。

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