基本的には予定日は予定に過ぎません。
特に2人目以降の経産婦の場合は、出産予定日よりも早まることが多くなっています。
一般的に出産した方の妊娠週数で多いのが、妊娠37週〜39週。次に妊娠40週、41週。その次に妊娠41週目以降の順で多くなっています。
予定日はあくまでも予定日
また別の出産予定日の見極め方として、超音波健診(エコー)でお腹の中の赤ちゃんの様子を見たり大きさを計測したりすることができます。
妊娠8〜11週目になると、赤ちゃんの頭からお尻までの大きさの個体差がなくなってきますので、出産予定日を修正することもあります。
一般的な出産予定日は、最終月経から数えて280日目(40週)のことです。
これはWHOが定めた基準です。
しかし、この出産予定日は、生理の周期が28日の方を基準に算出していますので、生理の間が長い方や生理不順の方は、これには当てはまりませんので、注意してください。
そもそも出産予定日は、どうやって決まっているのでしょうか。
よく聞くのが、出産までは”十月十日”。
でも実際には、いくつか出産を見極める方法はあります。
出産予定日は、どうやって決まる?
男女での違いはあるのか
予定日通りに生む人が少ない理由として、最近ではそもそもの出産予定日の算出の仕方が問題なのでは、との意見もあります。
また、生理周期は人それぞれですのでなかなか予定通りにはいかない、というパターンも多いようですね。
つまり、予定日よりも前に赤ちゃんが生まれていることが多いということが分かります。
実際に予定日通りに生まれている赤ちゃんは、15人〜20人に1人いるかいないか程度だそうです。
ですので、あくまで予定日は予定でしかありませんので、そんなに意識しすぎることはありません。
遅く生まれた場合
では予定日よりも早く生まれる場合は、問題はないのでしょうか。
一般的に、出産予定日の3週間前から2週間後までが正規の出産期間の範囲とされていますので、その間でしたら何の問題もありません。
ただ、妊娠22週0日から36週6日までの間に生まれた場合は、早産にあたります。
早産の場合は出生児の体重も少なく、身体的な機能も整った状態で生まれてくることが少ないです。
早く生まれた場合
よく男の子は予定よりも早く生まれるとか、女の子は少し遅いとか言われますが、これは全くの根拠はありません。
男女関係なく、多くの赤ちゃんが出産予定日よりも前に生まれている場合もありますし、遅れている場合もあります。
どちらにせよ、出産までしっかりと準備をし、心構えをしておくことが大切になってきます。
逆に予定日を大きく過ぎても、まだ生まれない場合も問題です。
子宮や胎盤は妊娠38週目以降から衰えてきますので、そうなってくると赤ちゃんへも影響します。
42週目を過ぎてしまうとお腹の中で赤ちゃんが大きくなりすぎてしまう為、帝王切開が必要になってきますので、あまり遅すぎるのもよくないんです。
出産予定日を経過した場合は、体調の変化に注意しながら、医師の指示に従い、落ち着いて日々を過ごすようにしましょう。