睡眠は生活習慣病の予防もしてくれる
成長ホルモンは、字のごとく子どもの成長を促してくれるものですから、体にが必要不可欠です。
もしこの成長ホルモンが足りないと、骨もしっかりと作られませんし、そもそも健康な体を形成することが難しくなってしまいます。
ですので、必ず睡眠をしっかりとって成長ホルモンを分泌させましょう。
特に21~23時の間に作られ、22〜翌2時までの間に一番分泌量が増えます。
ですので、この時間には寝ていることが1番望ましいです。
成長ホルモンの分泌量が減るとどうなる?
なぜなら、寝ている間に成長に不可欠な成長ホルモンが分泌されているからなんです。
また、日中の疲れをとる為にも、十分な睡眠が必要です。単純に睡眠時間が少なくなってくると、成長ホルモンの分泌量が減っていきます。
そうなると、子どもの体にも変化が出てきます。以下でその変化について詳しくみていきましょう。
冒頭でも書いたように、現代では夜更かし気味の子が多く、睡眠時間は昔に比べると減ってるようです。
ただ、その状態は非常によくありません。
睡眠は非常に大事です。
特に子どもにはとても大事になってきます。
睡眠が大事な理由
疲れをしっかりととってくれる
さらにそのまま成長すると、体にも悪影響ですので、睡眠不足は避けましょう。
逆に言うと、しっかりと安定した睡眠がとれていると、肝臓で糖分を分解する働きを促し血糖値を一定に保ってくれますので、健康的な体を作ってくれるのです。
成長ホルモンはタンパク質を合成して筋力をつけてくれますので、筋力がしっかりとしてくると、炭水化物や糖質の代謝も促進してくれます。
糖質の代謝が悪いと、子どもながらにして肥満体質になってしまいます。
ではどの程度睡眠をとれば、十分なのでしょうか。年齢別で時間が変わってきますが、小学生に上がるまでは平均的に11〜12時間程の睡眠時間が必要です。
小学生に上がってからは、約10時間程の睡眠があると理想的だと言われています。
年齢が上がってくに連れて日中に使う体力も増えていきますので、しっかりと睡眠を確保できる環境にしてあげましょう。
理想的な睡眠時間
脳も疲れていますので、しっかりと休ませてあげる必要があるんです。
睡眠をしっかりととっている子は、学力も良い傾向にあるそうです。
睡眠が、集中力、知能の発達にも関わっているのは驚きですね。
しっかりと睡眠をとることで、免疫力を高めてくれますし、体の疲れをとることも出来ます。
代謝が活発になっていますので、運動や外界からの刺激により、傷ついた体の組織を修復してくれるんです。
またしっかりと眠れていないと、体もそうですが、脳も休まらないので、集中力も続きません。
いかがだったでしょうか。
子どもにとって睡眠は必要不可欠で、大きな意味を持つということが分かったと思います。
小さい時の睡眠は、とれるだけとって成長ホルモンをたくさん分泌させてあげてください!