2016.09.29 Thu 更新

母乳の正しい保存方法。保存できる期間は?飲ませるときの注意点

赤ちゃんを他の人に預けなければいけないときや、乳首に傷ができているときなど、どうしても授乳ができない事情は少なくありません。そんなときには粉ミルクという方法もありますが、保存した母乳をあげるという選択肢もあります。今回は母乳の正しい保存方法や、与える方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

母乳を入れる耐熱ガラスもしくは耐熱ポリプロピレン製の哺乳瓶を準備します。
熱湯消毒ができるように、熱湯OKの哺乳瓶がいいですよ。
手で搾乳することのメリットは、力加減や出す量を自分で決めることができるので、おっぱいへの負担が少ないことです。

手で搾乳する

母乳の搾乳方法

おっぱいから出る母乳を保存できるの?とびっくりする方もいますが、適切な衛生管理・温度管理を行えば、搾乳した母乳を後で赤ちゃんに与えることは問題ありません。
仕事や長時間の外出などで赤ちゃんを人に預けるとき、乳首が傷ついてしまったとき、また、乳首からでは上手く哺乳できない赤ちゃんのために役立ちます。
上手に活用すれば母乳育児をあきらめずに継続できますよ。

母乳って保存できるの?

母乳の保存期間は?

常温や冷蔵では哺乳瓶のままでも保存ができます。一番手軽なのは熱湯OKの哺乳瓶です。
冷凍の場合は、市販の母乳専用の冷凍パックを使いましょう。
自立できるものや、日付を書き込めるものがあり、便利ですよ。

保蔵容器には何を使う?

搾乳器には専用の容器や哺乳瓶がついてくることが多いので、それを利用しましょう。
手動のものと電動のものがありますが、ママの職場復帰などで搾乳が長期化する場合は、電動の搾乳器を使うのがよいでしょう。

乳器を使う

冷蔵庫

常温保存する場合、一般的な搾乳機では、19〜26℃で4〜6時間は保存できるというガイドラインを定めています。
しかし、細菌繁殖や衛生面、鮮度を考えると、30分以内に飲ませることが理想的とされています。
その際は、直射日光の当たらない25℃以下の場所に置いて、ホコリなどが入らないようにしっかりフタをしておきましょう。

常温保存

4℃以下の冷蔵で保存した場合、3〜8日ほど保存できると言われています。
ただし、細菌の繁殖・衛生面・鮮度を考え、24時間以内が理想的とされています。
それ以降に与えることになる場合は冷凍保存がおすすめです。

急速冷凍庫の場合、6〜12ヶ月ほど保存できるそうですが、家庭用の冷凍庫ではドアの開閉などもあり、凍っていても鮮度は落ちていきます。
赤ちゃんが美味しく安全に飲むためには、2週間〜1ヶ月で使い切るのがベストです。

冷凍庫

一般的に家庭の冷蔵庫の温度は1〜5℃くらいですが、詰め込み具合や場所によって温度は異なります。
ドアポケットは特に開閉で温度が不安定になりやすいので、できれば温度変化が少ない奥の方にいれましょう。

常温もしくは冷蔵保存の場合は、容器ごとお湯につけて、人肌くらいまで温めます。
母乳の成分が分離している場合があるので、軽く振ってから与えると良いです。

保存した母乳を与える方法

冷凍保存の場合は、冷蔵庫に移してゆっくり自然解凍させるか、ぬるま湯・流水で解凍してから清潔な哺乳瓶に入れ、上記の方法で人肌くらいまで温めましょう。
母乳を解凍する際は、50℃以上の熱いお湯・直火・電子レンジによる加熱は避けてください。
母乳の成分が壊れてしまうからです。

一度解凍した母乳は、遅くとも10時間以内に使い切り、再冷凍はしないようにしましょう。
母乳が無駄になってしまうのを防ぐためには、小分けで冷凍するのがおすすめです。

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