2016.11.19 Sat 更新

赤ちゃんの舌の色で健康チェック!白い・黒い・緑色・黄色のときは?

舌の色で赤ちゃんの健康状態が判断できるって知っていますか? 赤ちゃんは自分で不調を訴えることができないので日頃の健康チェックが大切です。今回は赤ちゃんの舌の色による健康状態の見分け方について詳しくご紹介します。

通常なら唾液などで洗い流されて元通りのピンク色に戻っていきますが、唾液の量が少なかったり、空気が乾燥していたりする状態だと白い成分が舌の上に残り、白い舌が定着してしまうこともあります。

大人でもたまに舌が白くなるときがありますが、赤ちゃんの舌が白くなるのは何故なのでしょうか。
これは舌の上皮細胞に口腔内にある菌がつくためです。
この白くなった状態を舌苔と呼びますが、健康であっても下の真ん中に薄く舌苔が発生するのは当たり前です。
赤ちゃんの場合はさらに母乳やミルクのカスがくっついて余計に白く見えるのです。

赤ちゃんの舌の色が白い原因

舌は味覚を感じるだけのものではなく、健康状態のバロメーターにもなります。
舌は血管がたくさん集まっているので、体調の違いによって色が変化します。
人間の健康な舌の色は大人も子どももピンク色です。
生まれたばかりの赤ちゃんの舌は鮮やかなピンクをしています。
成長するにしたがい、栄養状態などの影響を受けて淡い赤色に変化することもありますが、これも健康な証拠です。
一方で、舌の色が白い、黒い、黄色、緑色、茶色の場合は、病気が原因になっている可能性があります。

赤ちゃんの健康な舌の色は?

赤ちゃんがおっぱいを飲んだ際に舌に残った乳かすがバイ菌の影響を受けると、黒ずんだ色や緑がかった色になることもあります。
風邪などで抗生剤を飲んでいる場合や、赤ちゃんではなくママが薬を飲んでいる場合にも黒くなったり、緑になったりすることがあります。
かなり強く黒い色になることもあれば、やや緑がかった黒色になることもあるようです。

赤ちゃんの舌の色が黒色・緑色になる原因

鵞口瘡はカンジダ菌が付着することより、舌や頬の内側が白くなる病気のことです。
妊娠中は免疫力が低下しがちで普段よりもカンジダにかかりやすくなっています。
妊娠後期におりものがカッテージチーズのようにボロボロした状態になってきたら、カンジダに管s年している可能性があるので、適切に処置してもらいましょう。

鵞口瘡とは

母乳やミルクに関係なくいつも舌の色が白く見える場合は、カビの影響があることもあるので注意してください。
面影気力が落ちている場合、「鵞口瘡(がこうそう)」と呼ばれるものになることもあります。

ミルクや母乳などの影響で白く見えていたものが、黄色や茶色に変色することがあります。
付着物が拭いても取れない場合は「溶連菌感染症」や「口腔カンジダ症」という病気にかかっていることも考えられます。
病気の場合はホームケアでは対処できないので小児科を受信して下さい。

赤ちゃんの舌の色が黄色や茶色になる原因

薬の影響によるものであれば、特に対処は不要です。
そうでない場合はバイ菌が繁殖していりう可能性があるので、赤ちゃんの口の中を清潔にたもつようにしましょう。
綿棒やガーゼを使って舌をきれいに拭いてあげて、授乳後に白湯を飲ませるとよいですよ

赤ちゃんの舌の色が赤くなる原因

舌の色が健康なピンク色ではなく異常に赤い場合は病気にかかっている可能性があります。
考えられるものとしては溶連菌や川崎病、麻疹などです。
熱が出ているかなど注意深く観察し、小児科を受診しましょう。

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