2016.10.15 Sat 更新

病気は「治す」じゃなくて「予防する」婦人科検診について

病気じゃなくても定期的に病院を受診して身体の状態を知り、病気を予防することが大切だとされています。特に女性には特有の病気もあるので、「婦人科検診」を受けることが重要です。日本では婦人科検診の受診率が欧米に比べてかなり低く、その理由としては検診内容がわからない、内診が痛そうで嫌だ、高額な費用が掛かりそうと言った物があるようです。 今回は婦人科検診について気になることをまとめてご紹介いたします。

婦人科検診では一般的にどのような検査が行われるのでしょうか?
乳がん検診と子宮がん検診で行われる代表的な物をいくつかご紹介いたしますので、参考にしてみて下さい。

どんなことをするの?

しかし、病院によってどの様な検査を行うのかが違います。
子宮頸がん検診だけの場合もあれば、マンモグラフィなど乳がんを対象としている場合もあります。
受診する病院の婦人科検診にはどのような項目が含まれていて、どのようなオプションが付けられるのかを事前に確認しておくことをおすすめします。

女性特有の器官に現れる可能性のある病気の早期発見を目的とした検診です。
定期的に受けることで、卵巣嚢腫、子宮筋腫、子宮頸がん、子宮体がん、乳がんなどの早期発見に繋がります。

そもそも婦人科検診って何?

問診票記入時や医師からの質問の際には、少しでも気になることがあれば記入・回答するようにしましょう。
大切な自分の身体を守るためですので、大げさかな?と心配する必要はありません。

・下腹部痛の有無
・おりものなどの症状の有無
・妊娠の有無
・性交渉の有無
・生理周期の間隔
・生理の状態(直近の生理の時期、出血量、生理痛の有無など)
・初潮の時期
・ 既往歴
・タバコ、酒など嗜好品について

具体的な問診内容は以下の様なものがあります。

既往歴、自覚症状の有無、生理の状態、妊娠歴、出産歴などを問診票に記載し、その内容を元に医師から質問を受けて病気の可能性がないかを調べます。

問診

マンモグラフィ検査(乳がん)

見た目や触った間食で乳がんの兆候がないかを調べます。
乳房にしこりや晴れがないか、乳首からの分泌物の確認などが行われます。

視診・触診(乳がん)

乳房をX線で撮影することで、乳がんの初期兆候である影や石灰化を発見できます。
この検査は特殊な機械で乳房を挟み込み、平にして撮影するので、人によっては痛みを感じることがあります。

乳腺超音波検査(乳がん)

内診(子宮がん)

乳房に超音波をあて、乳腺の状態を確認します。
マンモグラフィで発見できなかったようなしこりでも、超音波検査で詳しく調べることができます。

陰部の状態を視診、触診し、その後膣内の内診を行います。
膣内や子宮頸部を直接触ることで、腫瘍の有無や子宮の状態、痛みがないか、などを確認します。
子宮頸がん、子宮体がん以外に起こり得る、子宮筋腫、子宮内膜症もこの内診でチェックすることができます。

子宮体部・子宮頸部細胞診(子宮がん)

内診台に上がって開脚した状態で行われることがほとんどで、膣内や子宮頸部を直接触って診察するので、人によっては痛みを感じることがあります。
緊張状態で受けると力がはいることで膣内が狭くなり、余計に痛みを感じ安くなりますので、できるだけリラックスして受診するようにしましょう。

子宮頸部や子宮体部の細胞を採取し、検査を行います。
細胞を採取する際には、綿棒のようなものでこすって細胞を採取します。
子宮頚部の細胞採取時には余り痛みを感じることはありませんが、子宮体部の細胞採取時には痛みを感じることがあります。

膣経超音波検査(子宮がん)

婦人科検診の費用って?

細長い器具を膣内に入れ、そこから超音波を当てて、卵巣や子宮の状態を確認します。
多くの場合、受診者にもモニターで状態を見せながら医師が説明をしてくれます。

勤務先の保険の種類や自治体によっては、検診費用の補助を受けることができます。
補助を受けた場合、検査費用を数千円まで抑えられることもあるので、婦人科検診を受けようと思ったら、まずは確認してうまく活用しましょう。

婦人科検診は病気の治療ではないので、保険が適応されません。
どこで受診するのか、どのような項目の検査を行うのかによっても変わりますが、乳がん・子宮がん検診をそれぞれ受けた場合には、1〜3万円程度かかるのが相場だと言われています。

まとめ

婦人科検診は恥ずかしさなどもあり、受診するのに不安を感じる人が多いものです。
しかし、この検診を受けることでがんなどの命に関わる病気も早期に発見でき、治療に取り組むことで治癒できた人もたくさんいます。

また、若いから大丈夫と思っていると思いがけない病気が原因で不妊などにつながることもあります。
大切な自分の身体を守るためにも、まずは今の自分の身体の状態を知ることが大切です。
うまく婦人科検診を活用して、自分の体と向き合ってみてくださいね。

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