2016.10.15 Sat 更新

妊娠中は鼻血がでやすい?鼻血が出やすい理由は何?対処法は?

妊娠してから鼻血が出やすくなったという人は多くいます。 ほとんど出したことがなかった人でも、簡単に出てしまうようになってしまいます。 「何かの病気なのでは…」と不安になりがちですが、妊娠すると鼻血は出やすくなるものです。 今回は「妊娠中の鼻血の理由と対処法」についてご紹介します!

妊娠中に鼻血が出やすくなる原因は大きく2つあると言われています。
原因は以下の通りです。

妊娠中に鼻血が出やすくなる原因

また、鼻血が出やすい人もいれば、出にくい人がいます。
この鼻血の出やすさに個人差があるのは、人によって粘膜の強さが違うからだと言われています。

左右の鼻の穴の間にある仕切りの部分を「キーゼルバッハ部位」と呼ばれています。
鼻の中の粘膜にはたくさんの血管が集中しているのですが、鼻の穴の入り口から1~2cmあたりの場所に、特に太い血管が存在しています。この入り口の太い血管が傷つくと出血して鼻血になります。

鼻血とは?

血液量が増えると血液を固める作用がある血小板の量が相対的に減りますが、血圧は高くなっていきます。
そのため、鼻の粘膜が傷ついたときにすぐ塞がらず、鼻血が出やすくなるのです。

妊娠中は赤ちゃんが成長の為に栄養を必要とするので、栄養を赤ちゃんに送るために、身体の血液量が増加します。

血液量の増加

妊娠すると体内のホルモンバランスが変化します。
「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌量が増加するのです。
このホルモンの分泌量の変化によって鼻の粘膜への血流量が増加し、粘膜が腫れて柔らかくなります。

ホルモンバランスの変化

妊婦の鼻血は胎児に影響する?

腫れて柔らかくなった粘膜はちょっとした刺激でも出血しやくなっているので、鼻をかんだ拍子に鼻血が出ることもあります。
また、妊娠中は鼻血に限らず出血しやすくなっています。そのため、歯茎から出血しやすくなるなどの症状も見られることが…。

妊娠中の体の変化で鼻血が出やすくなっているだけなので、赤ちゃんに影響はありません。
ですが、鼻血が出やすくなった理由が「妊娠」ではなく、「何かの病気」である場合は、赤ちゃんに影響が出てしまうことがあります。妊娠中に鼻血が出ることに、違和感があれば、念のため病院に相談するようにしてください。

鼻血が止まらないときの対処法

妊娠中は、鼻の粘膜が出血しやすい状態です。余計な刺激を与えないように注意してくださいね。
鼻血が出てしまった場合は、鼻が詰まっていても鼻を勢いよくかんだり、粘膜部分を指で触ったりしないでください。

正しい鼻血の止め方

この止め方で、鼻血はほとんど止まります。

1. 血が喉へ流れないように、ややうつむき加減にする
2. 椅子などに腰を下ろして安静にする
3. ティッシュで鼻血を受け止めながら親指と人差し指で左右から鼻をつまむ
4. 5~10分ほど圧迫し続けて血が固まるのを待つ

身体を安静にして、鼻をしっかりとつまむようにしてくださいね。
また、「上を向く」「鼻に脱脂綿を詰める」「頭を低くする」「後頭部や首根っこをたたく」等、昔から伝わられている方法は、症状を悪化させることがある、間違ったやり方です。やらないようにしましょう。

いかがでしたか?
妊娠中の鼻血は、生理的な現象です。特に心配することはありません。
鼻血が出ると慌ててしまいますが、慌てると血液量が増加してしまうことがあります。
鼻血が出たら慌てずに止血をしてくださいね。

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