ホルモンバランスの変化
妊娠するとブドウ糖の動きも変わります。
妊娠後期になるにつれて、赤ちゃんの成長を助けるために、お母さんの身体は優先的にブドウ糖を赤ちゃんに送るように体が変化するのです。
ブドウ糖の代謝が変化し、ブドウ糖が赤ちゃんへ回るため、脳がブドウ糖不足だと認識してしまいます。
そのために、ブドウ糖を多く含む甘いものを無意識に欲するようになるそうです。
身体の中の代謝の変化
不思議と身体が欲してしまう糖分には、理由には以下の2つがあります。
妊娠中に甘いものが食べたくなる理由
妊婦さんに一番おすすめしたいスイーツが、和菓子です!
和菓子に使われる「あんこ」は、ビタミンB1が豊富な小豆から作られているので疲労回復効果があります。
便通もよくなるので、便秘に悩んでいる方にもおすすめですよ。
和菓子
「今すぐ甘いものが食べたい!」ってこと、ありますよね。
妊婦さんにおすすめのヘルシー・スイーツをご紹介します!
妊婦さんにおすすめのヘルシー・スイーツ3選
妊娠すると、黄体ホルモンであり、味覚に大きな影響を及ぼすホルモンである「エストロゲン」が急激に増えていきます。
この「エストロゲン」は、味覚に大きな影響を及ぼすホルモンでもあり、辛いものを食べたくなったり、すっぱいものを食べたくなったり、様々な影響を与えます。
おからスイーツ
りんごは、昔から「りんごがあれば薬いらず」と言われるほど、嬉しい栄養がいっぱい詰まっています。
妊婦さんの便秘、つわり、むくみなどを解消してくれる効果があり、満腹感もあるので過食防止にもおすすめですよ。
りんごに含まれているビタミンCは風邪予防にもなり、リンゴ酸は疲労回復効果があります。
りんごを使ったスイーツ
また、和菓子は、黒糖やテンサイ糖など、茶色の砂糖が使われているものを選びましょう。
洋菓子に使われている上白糖は、ミネラルなどの栄養素が削ぎ取られてしまったものなので、黒糖やテンサイ糖などのミネラルが含まれている砂糖を摂った方が良いようです。
おからはタンパク質やイソフラボンが豊富に含まれており、おすすめの食材です。
高たんぱく低脂肪で、その他の栄養も豊富に含まれているおからは、食べ過ぎになれなければ食べた方が良いと言われているおからは、スイーツによく使われています。
クッキーやケーキなどのおやつを作るときに、おからを混ぜるとカロリーを減らすことができますよ。
甘いものをついついとりすぎてしまう妊婦さん。甘いものを食べ過ぎないようにする対策はご存知ですか?
以下のことを守ってくださいね。
甘いものを食べ過ぎないようにする対策
この時間はおやつを食べよう!と、最初から決めておくことが大切です。
妊娠中はおとなしくしている時間が増えるため、どうしても暇な時間が増えて何か口にしてしまいがちですが、きちんと「この時間にこの量!」と決めて食べるようにしてくださいね。
おやつの時間を決めて食べる
食べる量を決めておく
決まった時間に決まった量と決めておくと、食べ過ぎを抑制することに効果的です。
最初に食べる量を決めておくと、どれだけの量を食べたのかが分かるので、自分で自制しすくなります。
夜に多くのエネルギーをとると、脂肪として体に蓄えられてしまいやすいので、夕食後の甘いものはやめておきましょう。
一番エネルギーを消費しやすいのは朝ですが、15時の時間帯もエネルギーを消費するのに向いているそうですよ。
夕食後は控える
自然の甘味をとる
低カロリーのものを食べる
0カロリー食品などに含まれる人工甘味料は、身体にも悪影響があると言われています。
身体にも悪影響があるのなら、胎児への影響も心配ですよね。
さつまいもやかぼちゃ、とうもろこしや果物がなどの自然な甘みのものや脂肪分の少ない和菓子を食べるようにしましょう。
最近流行っている0カロリーの食品や飲み物は、前述したように、身体にも悪影響があると言われています。
こんにゃくゼリーや寒天などの、低カロリーで腹持ちの良いものを食べるようにしましょう。
いかがでしたか?
甘いものを影響がない程度に食べてストレスフリーな妊娠ライフを送ってくださいね。