2017.03.03 Fri 更新

消退出血って何?量や期間は?生理とは違うの?

「消退出血」という言葉を聞いたことはありますか? 低用量ピルや緊急避妊ピルを処方されたときに、医師から説明を受けることがあるかと思いますが、聞きなれないものだけにどんなものかわからなくて不安になりますよね。 消退出血が起こる原因やその期間・量・何か対処が必要なのかどうかについてまとめてご紹介いたしますので、参考にしてみてください。

女性は通常、エストロゲンとプロゲステロンの分泌が25〜38日の周期で変動して消退出血が起こります。
これは子宮内膜を厚くして受精卵が着床しやすいようにした後、妊娠が成立しなかった時に子宮内膜が剥がれ落ちます。
いわゆる「生理(月経)」がこれにあたり、生理も消退出血の一つです。

消退出血とは子宮内膜が剥がれ落ちて出血する現象で、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2つの女性ホルモンが減少することで起こります。
エストロゲンの分泌が増えると子宮内膜が厚くなり、プロゲステロンの分泌が多くなると子宮内膜が熱い状態で維持されます。
その後、プロゲステロンが減少すると子宮内膜が剥がれ落ちて体外に排出される時に出血します。

消退出血と生理は違うの?

また、ピルなどの服用によって人為的に消退出血を起こすこともあります。
生理と区別するためにこちらだけを消退出血と呼ぶ場合もあるようです。

どのくらいの量?どのくらいの期間?

月経周期によるもの

消退出血が起こる原因によってもその期間や量は変動します。

正常な月経周期で起こる消退出血の量は20〜140mlだとされており、3日以上7日以内かけて排出されるのが正常な範囲だとされています。
しかし、この量や期間は子宮の形や位置によって変動することもあります。

黄体機能不全

卵胞は排卵されると「黄体」に変化します。
この黄体からエストロゲンやプロゲステロンが分泌されますが、この分泌が不十分だと「黄体機能不全」になります。
黄体機能不全を起こすと、子宮内膜が十分に厚くならずに着床障害が起きたり、着床しても妊娠が維持できずに消退出血が起こります。

この出血量はどの程度子宮内膜が成長していたかで個人差がありますが、通常の生理の前に少量の不正出血が起こって、その後通常の生理が来るということが多いようです。

低用量ピル服用後

低用量ピルはエストロゲンとプロゲステロンに似た成分が配合されており、脳に妊娠している状態だと錯覚させることで排卵を止めます。
低用量ピルを服用していると、休薬期間や服用をやめた数日後に消退出血が起こります。
その量は生理の時と同じくらいの出血だと言われています。

アフターピル服用後

アフターピルにはプロゲステロンと同じ作用があり、排卵が起こる前に服用すると排卵を止めることが出来ますし、受精していたとしても着床しにくくしてくれます。
アフターピルん効果で妊娠が成立しなかった場合には、服用後3日〜3週間程度で消退出血が起こります。
この量は通常の生理よりも少し少ないかなという程度だ荘です。

しかし、アフターピルでの避妊は確実なものではなく、その阻止率は約84%だとされていますので、3週間たっても消退出血が起こらない場合には妊娠検査薬や婦人科で検査をするようにしましょう。

不正出血に注意

生理予定日や排卵日前後以外に出血がある場合には「不正出血」だと考えられます。
子宮や卵巣に何らかの病気がある場合や、ホルモンバランスが乱れている時に子宮内膜が剥がれてしまって出血している可能性がありますので、不正出血が起こった場合にはできるだけ早く婦人科を受診しましょう。

自分の生理周期を把握しておくと、不正出血に気づきやすくなります。
しかし、病気などが原因の出血の場合も、生理の周期と重なって出血が起こることもあります。
そんな時でも、いつもの出血より量が多い、色が違うなど異変を感じたら石地¥に相談して下さい。
早めに対処することで、症状を改善することが出来ます。

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