2016.10.23 Sun 更新

赤ちゃんの斜視ってどんな病気?見分け方や治療法

赤ちゃんの目が寄り目になっていたり、左右で違う方向を向いていたりしていませんか?それは斜視と呼ばれる症状です。 多くの赤ちゃんの場合、寄り目の多くは一過性のもので成長すると正常になると言われていますが、中には乳児内斜視と呼ばれる症状もあるので注意が必要です。 赤ちゃんの斜視は全体の約2%程度だといわれています。原因や見分け方、治療法についてまとめてみました。

斜視の見分け方

普通に成長していけばこのように大丈夫なのですが、斜視などの病気があると目の発達が遅れ、焦点を合わせる力が弱くなり、ひどい場合は眼鏡をかけても見えるようにはならないこともあります。

赤ちゃんは生まれたばかりの頃は目を動かすことが上手ではなく、焦点も合わせることができません。
視力も最初は0.01程度で、色も白黒、ぼんやりとしか見えてないと言われています。
3歳ごろまでに徐々に目の焦点を合わせることができるようになっていき、その頃になって視力は1.0くらいまで見えるようになります。

斜視とは、ものを見る時に左右の目の方向がずれている状態のことです。
例えば、左目は正面を向いているが、右目は違う方向を向いている、などの両目の視線が正しく目標に向いていない症状のことをいいます。
赤ちゃんの場合は生まれつきの斜視は滅多になく、生後4か月以降に発病することが多いようで、子供全体の2%程度だと言われています。

斜視とは?

間歇性斜視の場合、成長とともに斜視ではなくなり正常となることもあります。

恒常性斜視:常に斜視の状態が続いている
間歇性斜視:ときどき斜視の症状が現れる

また、どの斜視でも症状によって恒常性斜視と間歇性斜視に分類されます。

内斜視:正面を見た時に、もう片方の黒目が内側に寄る。
外斜視:正面を見た時に、もう片方の黒目が外側に寄る。
上斜視:正面を見た時に、もう片方の黒目が上側に寄る。
下斜視:正面を見た時に、もう片方の黒目が下側に寄る。

赤ちゃんの斜視は、正面を見た時に斜視側の目がどちらを向いているかで分類できます。

・目の神経や筋肉に問題がある
・遠視である
・目の病気にかかっている
・脳腫瘍などの、脳に疾患がある
・全身疾患である

赤ちゃんが斜視になる原因は、いくつか考えられますが、主だった5つを紹介します。

赤ちゃんが斜視になる原因は?

赤ちゃん斜視の多くの場合、目の神経や筋肉に問題がある場合と、遠視による原因が多いです。
また、左右の目の視力が極端に違う時は、視力のバランスをとるために斜視になることもあります。

斜視の原因が遠視の場合、治療用の眼鏡を使うことで症状が良くなることもあります。
片方のレンズを見えやすくすることで目の焦点を合わせ、徐々に視力をあげて正常になるように治療していく方法です。

眼鏡で視力の矯正

赤ちゃんの斜視の治療法は?

弱視が原因の場合は、正常な方の目を眼帯(アイパッチ)で隠し、斜視のある方の目で物を見る訓練を毎日一定の時間を使って行っていき、目の機能の回復させていく方法があります。

眼帯(アイパッチ)を使って目の訓練

目の位置を正常に戻す手術

上記の眼鏡やアイパッチでも効果がでない場合は、目の位置を正常にする手術で治していきます。
これで一旦は正常に戻っても、成長とともに斜視が再発することもあるそうです。
また、乳児期の赤ちゃんの斜視は、仮性斜視と区別がつきにくいこともあり、病院での診断がつかないこともあります。
いくつかの病院を回り、複数の医者の意見を聞けた方が良いでしょう。

赤ちゃんの斜視は早い内から適切な治療を受けさせることが大事になります。
目は日常の生活においてとても大事な器官です、できる限りのことをしてあげましょう。

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