喪服に赤ちゃん用のものはありません。
お葬式に最適な服は、黒っぽいフォーマルな服です。が、急なお葬式では事前に用意しておくことは難しいものです。
すでに持っている服の中から黒や白・グレーなどの落ち着いた色の服を選んでくださいね。
赤ちゃんのお葬式の服装は?
親族に不幸があったり、誰にも預けられなかったりする場合は、事前に喪主に相談するようにしてくださいね。
お互いのことを考えて「参列しないほうがよい」と配慮する場合もあるようです。
親族以外のお葬式では赤ちゃんを連れて行かないほうが無難です。
親族以外のお葬式に赤ちゃんを連れて行くかどうかは、お葬式の相手との関係性や周囲の迷惑にならないかなどを考慮して決めましょう。
連れて行かない場合は、家族などに赤ちゃんのお世話を任せて一人で参列するようにしてください。
赤ちゃんを一緒に連れて行っても大丈夫?
赤ちゃんが葬儀中に泣き出したらどうする?
赤ちゃんはお葬式の厳かな雰囲気に関係なく突然泣き出すこともあります。
それだけでなく、おむつ替えや授乳・ミルクなどのため席を立つ必要もあります。
赤ちゃんと一緒にお葬式に参列するときに注意したいことは、以下の通りです。
赤ちゃんとお葬式に参列するときの注意点
キャラクターや派手な柄が描かれたもの、デニム素材等のカジュアルな印象の服は避けましょう。
靴を履かせる場合、服に合わせて黒やグレーなど地味な色のものを用意してください。
授乳やミルクはどうする?
赤ちゃんのお世話のために席を外さないといけない場面が必ずあります。
事前に授乳やおむつ替えのために葬儀の途中で退出することがあると、喪主や葬儀場のスタッフに相談しておいてくださいね。
途中退出をしてもいい?
赤ちゃんが葬儀中に泣き出したら、式場の外に連れて行っても大丈夫です。
泣き止んだから式場に戻ってきたら、また泣き出してしまって、また外に連れて行く…ということを繰り返すようでしたら、式場に戻らず、式場の外にいましょう。
お焼香を済ませていれば、ずっと式にいても大丈夫ですよ。
女性の喪服にはファスナーが後ろについていて授乳しにくいものがほとんどです。
授乳中であれば、前にファスナーがついている授乳しやすい喪服を用意してください。
授乳やミルクをあげられる場所がないこともあります。授乳ケープやミルクを調乳するためのグッズも用意してくと安心です。
いかがでしたか?
赤ちゃんを連れて行ったら、迷惑になるかも…と心配になりますが、赤ちゃんを連れて参列する場合は、周囲に配慮する気持ちを忘れずにしてくださいね。
ですが、赤ちゃんがいるから…と心配するあまり、故人との最期のお別れが疎かになることがないようにしましょう。
赤ちゃんのグッズを入れているマザーズバッグが派手な色や柄のものがほとんどです。
お葬式のときは、落ち着いた色のエコバック等に入れて持ち運ぶようにしましょう。
ベビーカーや抱っこ紐等も派手な柄のものしかないということもあると思いますが、何か代用品を見つけましょう。
代用品がなければ、お葬式で使用しても問題はありません。