相手の気持ちが考える
3歳になるとコミュニケーションが上手になっていき、社会性を身につけ始めてくる時期になります。
また、手先も器用になり、自分のやりたいことを自分でできるようになり、「イヤイヤ」ばかり言っていた時期が落ち着いてくる時期でもあります。
そんな3歳児の特徴にはこのようなものがあります。
3歳児の特徴は?
細かい動き、遊び方の上達
お友達と遊ぶようになり、その中で必要な言葉を覚えていきます。自分がどうしたいか、相手に伝えることができるようになってきます。
「それ貸して」「遊ぼう」「ありがとう」などなど、子供同士で会話していくようになります。
公の場で周りの目を意識する、マナーを守るということも少しずつですができるようになってくる頃です。
「なんで?」「どうして?」と自分の知っていることと知らないこと、興味を持つものに対してすべてに疑問を持ち、ママやパパに聞いてくる時期です。親が忙しい時にそんなことを聞かれるとイライラしてしまうかもしれませんが、なるべく心に余裕を持って教えてあげてください。
この頃の子供はどんどん知識を吸収していくので、忙しさや煩わしさから答えなかったり後回しにしていると、聞いてはいけないんだ、と子供の成長に水を差すことになってしまいかねません。
興味がつきない
好奇心旺盛に、自分がしたいことをどんどん自分でチャレンジしていきます。
服を着る、箸をにぎる、など日常で必要な動きを学んでいきます。
よく失敗してイライラして泣いたりすることもありますが、暖かく見守っていきましょう。
自分のことは自分でできるように
まだまだ体の動かし方は上達途中で、よく転んだりすることもあると思いますが、歩く、走る、止まるといった動きが安定してくるのではないでしょうか。
ボールをキャッチしたり、投げるようになったり、一緒に遊べることが広がってきます。
3歳児の身長・体重は、小さくても大きくても、個人差がありますのであまり気にしすぎないようにしましょう。
身長はともかく体重が大きすぎたり少なすぎる場合は、普段の食事の栄養バランスを見直すいい機会かもしれません。
3歳児の身長・体重はどのくらい?
大人でも答えにくいことなどは、「考えてごらん?どう思う?」と伝えてあげると、自分で考える癖につながったり、子供ならではの発想に大人もびっくりするような回答をしてくることもあります。とても楽しいものですよ。
男の子の場合
平均身長が93.3~99.7cmで体重は平均で14.13~15.15㎏ほどになります。
3歳にもなると日常的な会話ができるようになってきます。
検診でも、名前を呼ばれて返事ができる、年齢を聞かれて答えられるか、など簡単な会話が成り立つかどうかをみられます。
3歳児の言葉は発達具合
女の子の場合
女の子は身長が93.7~97.4㎝で体重は13.62~14.63㎏ぐらいに成長します。
言葉を話すようになるには、言葉を理解してから、表現する、というように理解できないと話すことも難しいのです。
ですので、ママの言う事を理解しているならあまり心配しないでも、シャイな性格なだけかもしれません。
2歳児では2語の文、3歳児では3語以上の文が目安であるとされます。
話すのが得意ではない子でも、ママのいうことを理解していることが多いです。
そして、男の子より女の子の方が、発達は早い傾向があると言われていますので、そこも考慮して焦りすぎないようにしましょう。
3歳児の成長の可能性を楽しみましょう
日々自分の気持ちを体や言葉で表現することを覚えていき、自立の兆しが見えてくる3歳児は、好奇心旺盛なのもあって目を離すのも怖くなるかもしれませんが、なんでもかんでも「ダメ」と言ってしまわないように気をつけましょう。
チャレンジしてみて、達成できたことは褒めてあげる、してはいけないことは、簡単な言葉でゆっくり丁寧に教えてあげる、というスタンスが大事です。
今後の成長を子供と一緒に楽しんで見守っていきましょう。