疲れている
前述したように、マタニティーブルーは、産後うつの1つです。
産後うつは、赤ちゃんの世話が大変で体が休めず悲鳴をあげている状態です。
原因は以下の通りだと言われています。
マタニティーブルーの原因は?
妊娠すると「母性」が芽生えるものなのですが、女性全員に母性が芽生えてくる訳ではありません。
この「母性」が芽生えない原因は「マタニティーブルー」が関係そしているとも言われています。
「マタニティーブルー」は、自分の赤ちゃんを可愛くないと思ってしまう症状であり、産後うつの症状の1つだとも言われています。
マタニティーブルーとは?
子育て中は何かと周りからのプレッシャーを受けてしまいます。
成長には個人差があるのに、他人の子と比べてしてしまったり、小言や周囲のおせっかい…
その全てを受け止めてしまい、自分の子育てに不安や疑問を持ってしまい、ストレスが溜まり、子供がかわいく思えなくなるようです。
周囲からのプレッシャー
夜の授乳、夜泣き等で寝不足になってしまいます。
夜にしっかり眠れないということは、整えられるはずのホルモンが整えられずに乱れてしまい、吸収されるはずのカルシウムが不足してしまいます。これはイライラを助長する原因になります。
睡眠不足
産後うつの多くは、産後1ヵ月から次第に出始め、夜泣きが始まる6ヵ月ごろに起こると言われています。
家事に育児を両立しないといけないのに、赤ちゃんの世話にかかりっきりになってしまい、家事が思うようにできないでイライラしてしまうという悪循環は起こりやすいものです。そこに疲労が加わり、赤ちゃんを可愛く思えなくなりようです。
マタニティーブルーの対処法
赤ちゃんは生まれたとき、みんな猿のような顔をしています。
これから成長していくうちに顔が徐々に整うのですが、最初が猿のような顔ですので、どうもかわいく思えないようです。
「我が子ながらにかわいいと思えない」というお母さんは意外と多いようです。
赤ちゃんの顔
赤ちゃんがかわいいと思えないのは、赤ちゃんが原因というより、疲労やストレス、環境によるものがほとんどのようです。
マタニティーブルーにはどうやって対処したらいいのでしょう?
対処法は以下の通りです。
息抜きに一人で外出する
一緒に寝てみたり、赤ちゃんの目線でお腹を撫でてあげたり足をマッサージしてみたり、沢山スキンシップをとってみてください。
お母さんとスキンシップをとっている時間は、赤ちゃんにとっても素敵な時間になりますよ。
スキンシップをとる
友達に話す
子供から離れて、時間を見つけて1人になれる時間を作りましょう。
この間、赤ちゃんのお世話は家族に頼むか時間単位で預けられる施設を利用するようにしてください。
赤ちゃんに四六時中つきっきりだと息が詰まってしまうので、少し離れてリフレッシュするようにしてください。
赤ちゃんの相談を出来る友達がいたら、話を聞いてもらってみましょう。
話を聞いてもらうだけで気持ちがスッキリするかもしれませんね。
赤ちゃんが小さい時は、家に引きこもりがちになるので、人との交流が限られてしまい、ストレスになってしまうのです。
話をするだけでもストレス発散になるかもしれません。
自分にご褒美をあげる
地域全体で子育てを支援するための施設である「子育て支援センター」は、育児の不安等についての相談や指導を行ってくれたりします。育児に関して悩みを持っていたら、専門家の意見を聞きに行てみるのも1つの方法です。
子育て支援センターを利用する
普段育児でがんばっているので、何か自分にご褒美をあげましょう。
今日はがんばったから甘いものを食べよう、今日は100日のお祝いだったから自分にも100日育児したお祝いをあげよう等、きっかけは何でもいいのでご褒美をあげてください。
各地域において育児や介護の援助を受けたい人と行いたい人が会員となって、育児や介護について助け合う会員組織が「ファミリーサポート」です。市区町村が運営をしています。
身近に赤ちゃんを預けることができる人がいないという場合は、ファミリーサポートセンターに登録をして預かってもらうこともできます。
ファミリーサポートを使う
いかがでしたか?
赤ちゃんがかわいいと思えないことは悪いことではないのです。
悩みは1人で抱え込まないようにしてくださいね。