ハンドリガードをする時期って?
ハンドリガードは手を動かすことと、目で見るということの関連性を実際に感じながら錦を深めています。
視覚、触覚などが発達し、成長してきている証拠です。
手だけではなく、足を動かしてじっと見ている「フットリガード」をする赤ちゃんもいるようです。
新生児の頃にはほとんど赤ちゃんの目は見えていませんが、生後1ヶ月くらいからは少しずつ周囲の物が見えるようになってきます。
また、自分の身体の作りに気づいて、手が自分の意志で動かせることを発見し、不思議そうに見るようになります。
リガード(regard)は英語でじっと見るという意味です。
ハンドリガードは赤ちゃんが顔の前にかざした手をじっと見る行動です。
ハンドリガードって?
赤ちゃんの成長に問題がある場合には、ハンドリガードをしにこと以外にも、何かしらのサインが表れます。
もし、心配な事がある場合には検診時などに医師や保健師に相談してみるようにしましょう。
自分の子どもがハンドリガードをしないと「成長に何か問題があるのかも…」と心配になりますよね。
しかし、ハンドリガードをしない赤ちゃんもいます。
物をつかんだり指しゃぶりをするような行動が見られている時には、特に問題はありませんので、心配はいりません。
ハンドリガードをしない子っているの?
個人差はありますが、ハンドリガードは生後4ヶ月を過ぎた頃には、自然に治まることが多いです。
始める時期が生後4ヶ月以降になることも、生後6ヶ月以降になっても続けている赤ちゃんもいます。
始める時期や治まる時期がずれていても、赤ちゃんの成長に異常があるものではありませんので、心配しないでくださいね。
一般的には生後2〜3ヶ月ころからハンドリガードが始まると言われています。
その頃になると、一日中寝ていた赤ちゃんも、起きている時間が少しずつ長くなり、仰向けで寝ている時に、手を顔の前に持ってきて動かしてみたり、くわえてみたりする行動をします。
ハンドリガードをする際に、片方の手をじっと見ている事があると、こっちが利き手なのかな?と思いますよね。
しかし、これには科学的な根拠はありません。
ハンドリガードで利き手がわかる?
ハンドリガードをする時期は短いので、見逃してしまうこともあります。
動くものを目で追うようになったら、ハンドリガードを始める時期かもしれないので、注意深く見て見てくださいね。
利き手が決まるのは、物を掴んだり、ボールを投げたりする事が増える3〜4歳過ぎだと言われているので、ハンドリガードをする時期にはまだ決まっていません。
赤ちゃんの気分や向き癖に影響されることもあるようなので、あまり気にしすぎないで下さい。
ハンドリガードをする時期は短いので、日々の成長を見守りながら赤ちゃんの成長を感じてくださいね。
ハンドリガードという行動は、赤ちゃんが自分の意志で身体を動かせることを知ったり、見えるものが増えて興味を持ったりしている証拠です。
赤ちゃんの成長には個人差があるので、時期が遅かったり、ハンドリガードをしなかったりする子もいます。
検診で特に指摘を受けていなければ、心配する必要はありません。