2016.12.04 Sun 更新

子どもの夜更かしはダメ!夜更かしに潜む健康被害

子どもを夜更かしさせたりはしていませんか?もしさせている方がいたら、今すぐにやめさせてください! 子どもの頃の夜更かしは、様々な健康被害が潜んでいるのをご存知ですか?でも実は今、日本は世界で一番夜ふかしの子どもが多い国だそうです。なぜ夜更かしをする子が多いのでしょうか。ここでは、そんな夜更かしに関することについて、まとめてみましたので参考にしていただけると幸いです。

夜更かしが続くと、健康状態にまで影響を及ぼします。
もちろん、すぐに影響が出るという訳ではありませんが、後々のことを考えると、良く有ありません。

夜更かしが与える影響

特に、お母さんの帰りが遅いとその傾向になるようです。
また子どもはお母さんが帰ってく来るまで、テレビを観ていたりゲームをしたりしている場合がほとんどです。
そうすると、脳を覚醒させ、眠りの質の低下に繋がってしまうのです。

最大の原因は、両親の働き方、家庭のリズムにあります。
遅寝遅起きをしている子どもは、両親の帰りが遅く家庭のリズムが夜型に近いようなところが多いようです。
両親の帰りが遅いと、ご飯を食べる時間は遅くなりますし、そうするとお風呂に入る時間も遅くなり、寝る時間も当然遅くなりますよね。

なぜ夜更かしが多いのでしょうか?

睡眠と脳の関係

また、3歳児の頃に就寝時間が夜11時以降の子どもは、肥満になりやすいそうです。
肥満は生活習慣病の原因にもなりますので、本当に注意しましょう。

それ以外にも、翌朝なかなか起きられないので朝の太陽の光をきちんと浴びれず、体内時計が乱れる。
その結果、時差ぼけのように一日中ボーっとして疲れがとれない状態になったり、寝不足から集中力が落ち、イライラしやすくなります。
学生の場合ですと、夜ふかしをしている子どもほど、学業成績が悪いというデータも報告もされているくらいですよ。

大の大人でも寝不足が続くと、日中に居眠りをしたり、小さな事にイライラしたりします。
これが子どもの場合ですと、睡眠不足の子は、癇癪(かんしゃく)を頻繁に起こしたり、キレやすくなったりなどの影響がでますので、注意しましょう。

最後に

また、脳内ではメラトニンというホルモンを分泌しています。
このメラトニンは、質の良い睡眠のためには欠かせないホルモンで、夜中にメラトニンが増えることで、日中使った脳と体の疲労を回復し、翌朝すっきりと目覚めるということに繋がっています。
夜更かしすることは、このメラトニンの分泌を妨げ、恩恵を受けることができないという訳です。

子どもの脳は発達途上にありますので、夜にしっかり睡眠をとって休ませておかないと、遅かれ早かれ自律神経に問題が出てきてしまいます。
自律神経に問題が生じるとどうなるかというと、うつ病などになる危険性があるんです。
ですので、睡眠時間をしっかりと確保してあげるようにしましょう。

睡眠は必要なのは十分分かっていると思いますが、なぜ必要なのでしょうか?
実は睡眠は、脳と関係が深かったんです。
脳は日中に多様な情報を処理し、夜になると睡眠をとることでリセットしています。

よく、寝る子は育つといいますが、一理あると思います。
ですが、ただ眠れば良いというものでなくて、眠る時間帯も重要です。
成長ホルモンを効果的に分泌させるためには、夜の8時~10時には眠っている習慣が重要なんです。
なかなか現代の生活リズムでは難しいかもしれませんが、小学生以下であれば2週間以内に睡眠リズムを修正できますので、睡眠不足な様子が見られる場合、早めに改善させてあげるようにしましょう。

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