2017.02.06 Mon 更新

子宮にできる腫瘍である「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」の種類は?

子宮は女性にとってとても大切な臓器です。 そんな大切な臓器はとってもデリケートで、病気になることもよくあります。 現代社会を生きる女性の5人に1人は子宮に腫瘍を持っているとも言われています。 今回は「子宮にできる腫瘍の種類」についてご紹介します!

良性腫瘍の種類

ですが、命の危険のあるものもあります。それが「悪性腫瘍」です。
悪性腫瘍には、体内で他の細胞を破壊して全身に広がっていくという特徴があり、さらに悪性化し、「癌」になることもあります。
放置していると、命の危険が出てくるものです。早期発見・早期治療が重要になります。

本来あるはずのない場所で細胞が増殖してできたコブのようなものが「腫瘍」です。
腫瘍は「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」の2つに分けることができ、「良性腫瘍」はその名の通り、腫瘍だけが大きくなって命の危険のないものです。
子宮にできる腫瘍の多くは、良性腫瘍である「子宮筋腫」です。

子宮にできる腫瘍

子宮の良性腫瘍である「子宮筋腫」には、基本的に命の危険はありません。
ですが、悪化してしまうと不妊の原因になってしまうこともあります。
子宮にできる良性腫瘍の種類は以下の通りです。

漿膜下筋腫

子宮内膜の外側にある「子宮筋層」で発生し、発育されます。
子宮筋腫のひとつで、最も多く発生すると言われています。発生頻度は全体の70%を占めているのだとか…。
筋層内筋腫が小さい時はほとんど症状がありません。ですが、大きくなるに連れて子宮の収縮を妨げる原因になり、過多月経になることがあります。

筋層内筋腫

粘膜下筋腫

子宮の外側を覆う子宮漿膜のすぐ下で発生し、発育されます。
子宮筋腫のひとつで、筋層内筋腫の次に発生頻度が高いと言われています。約10~20%の頻度で発生するそうです。
症状は起こらないことが多いです。
ですが、キノコ状になった茎がねじれて「茎捻転」を起こすことがあります。
この「茎捻転」は、強い腹痛を伴います。さらん、巨大化して膀胱を圧迫すると痛みを引き起こします。

子宮内部を覆う「子宮内膜」という粘膜のすぐ下に発生し、子宮腔内に向けて大きくなっていきます。
約5~10%の頻度で発生するそうです。
筋腫が小さくても、度が過ぎ、ひどくなった生理痛「月経困難症」という症状が現れ、出血を起こしやすくなります。

悪性腫瘍の種類

子宮の良性腫瘍には、基本的に命の危険はありませんが、悪化してしまうと不妊の原因になってしまい、命に関わる危険もあります。
どの悪性腫瘍も、早期発見・早期治療が重要になります。
子宮にできる悪性腫瘍の種類は以下の通りです。

子宮肉腫

子宮体部にできる悪性腫瘍です。悪性腫瘍の約6%はこの子宮肉腫になります。
原因はよくわかっておりませんし、子宮肉腫になりやすい体質や習慣もはっきりと分かっていません。
見た目は子宮筋腫に似ているので、区別しにくいです。
初期段階はほぼ無症状です。進行すると不正出血や下腹部痛、腹部の違和感等の症状が現れます。

子宮頸がん

子宮の出入り口である「子宮頸管」にできる癌です。
ヒトパピローマウイルスというウイルスに感染することで発症します。
30〜40歳代の女性が発症することが多い悪性腫瘍です。
発見が早ければ早いほど、子宮を温存して手術で治すことができる癌なので、早期発見のために2年に1回の公費負担の子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。

子宮体がん

子宮体部の奥にできる癌です。奥にあるため、発見しにくいという特徴があります。
女性ホルモンの「エストロゲン」に長期間さらされることで発症しやすくなると言われており、特に50歳代の女性が発症することが多い悪性腫瘍です。
多くの場合「不正性器出血」が見られます。
生理でない日や、閉経後でも性器からの出血が続いているときは、一度、婦人科を受診してみてくださいね。

いかがでしたか?
子宮の腫瘍は不妊の原因になりかねません。
早期の治療で妊娠の確率は上がるので、どの腫瘍も早期発見・早期治療が重要です。
1〜2年に一度、婦人科で検診・検査を受けるようにしてくださいね。

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