赤ちゃんを授かるのはとっても素晴らしいことです。
でも、「マタニティハイ」と呼ばれる状態になりやすいのは、どのようなタイプの女性なのでしょう?
どんな人がなりやすい?
幸せな気持ちというものは人にも伝染して、周りもとてもいい気持ちにします。
ですが、その幸せの伝え方が自己中心的になってしまうのが「迷惑な場合のマタニティハイ」です。
相手の気持ちを考えなければいけませんよ。
妊娠するとホルモンバランスが変化し、「喜びホルモン」とも呼ばれているセロトニンが多く分泌され、「β-エンドルフィン」という「脳内麻薬」と呼ばれている神経伝達物質も分泌されます。
β-エンドルフィンの分泌によって、「幸せ気分」への集中力をより一層深くしてしまいます。
そうなることで感情が開放的になり、「嬉しい」という気持ちをストレートに感じ、表現します。
マタニティハイの原因
典型的なマタニティハイのパターン
妊娠、出産というのは女性しか経験できない貴重な経験です。
女性だけが体験できる大仕事です。
ですが、全ての女性がこの経験をすべきだとは限りません。
人にはその人の価値観があります。
「妊娠すべき」という価値観の人も入れば、「子どもはいらない」という価値観の人がいるということを忘れないでくださいね。
女性の一番の大きな仕事だという気持ちが強い
自分の価値観が強い女性は、「マタニティハイ」になりやすいと言われています。
自らが持つ理想の妊娠生活や赤ちゃんが世界の全てになってしまっていませんか?
世界の狭い自己中心的なタイプ
自分の感情を制御できず、しつこいくらいに自分が妊娠したことをアピールしてしまっていませんか?
時間を問わずにしつこく妊娠の経過を延々としてませんか?
正直、友人はそこまで貴方の妊娠経過に興味はありませんよ。
苦痛に思われる前に行動を振り返ってみてくださいね。
妊娠アピールがしつこい
赤ちゃんが出来たら嬉しくなりますよね。
喜びの表現の程度には個人差がありますが、みんなハイになります。
周りが不愉快になり嫌われる危険なマタニティハイは以下の通りです。
空気を読まない
「妊娠中は赤ちゃんの命を守るために体を大事にしなくてはいけない」という思いが強すぎて時分勝手になっていませんか?
妊娠中は赤ちゃんの命を守るために体を大事にしなくてはいけないのは正しいですが、度が行き過ぎると周囲が困ってしまいますよ。
自分勝手な要求ばかり
幸せオーラにあふれた妊婦さんにありがちな行動に、おせっかいな余計な一言がポロッと出てしまうというものがあります。
マタニティハイは「妊娠=最高の幸せ」と考えてしまい、周りの状況が見えなくなってしまいがちです。
自分だけで突っ走って無神経な発言をしていませんか?周囲の人を傷つけてしまい、信頼を失うことも少なくありません。
赤ちゃんのことを話していると幸せな気分になるので、妊娠中はどうしても話題がマタニティ関係に集中してしまいがちです。
でも、いつもその話だけだと、妊娠していない方には辛いもの…。
マタニティ話をしているときの、友人達の顔はどうなっていますか?ひきつっていませんか?
負担になっている可能性があるので、控えた方がいいのかもしれませんね。
マタニティ話ばかりする
周囲を困らせないためのルール
妊娠・出産を乗りきるために、マタニティハイはある意味必要なものです。
でも度が行き過ぎると、大事な人を傷つけてしまったり、離れていったりします。
自分自身を見直しながら周囲と付き合うようにしてくださいね。
自立心を忘れない
話題は相手に応じて選ぶようにしてくださいね。
自分の興味がある話題を少し控えめにして、相手が楽しめる会話をするようにしましょう。
赤ちゃん以外で面白いものや興味のある物を見つければ、自分自身も楽しく、自然に話題のバリエーションも増えていきます。
必要以上に妊娠話をしなくて済むので、会話を楽しむことができますよ。
話題は相手に応じて
携帯電話やスマホの使い方
妊娠中は行動に制限がかかりがちですが、要なことは自分でするように心がけましょう。
妊娠は病気ではありません。
自分を大事にすることは大切ですが、自分でできることは自分で行うようにしましょう。
マタニティハイで周囲に嫌われる行動は、ブログやSNSなどに絡むものが多いです。
言葉の交換だけではいろいろな誤解を招きやすく、相手の表情や声から感情を読み取らないので、ブログやSNS、メールの使い方には注意してくださいね。
思いやりの気持ちを忘れない
前述した通り、価値観は人それぞれで違うように、幸せの定義は人によって異なります。
余計なお世話になってしまうこともあるので、幸せの押しつけはやめましょう。
お祝いをしてもらいたいときほど、相手を思いやってくださいね。
いかがでしたか?
妊娠・出産は幸せな出来事です。
でも、度が行き過ぎた「マタニティハイ」によって残念なことになることも少なくありません。
妊娠中だからこそ、自分自身を見つめ直してみてくださいね。