2017.01.07 Sat 更新

子供が急性胃腸炎にかかってしまった!症状と対処法まとめ

子供は大人より免疫力が弱く、感染症にかかってしまう可能性も高いと言われています。さらに大人と子供では症状に差があることもあります。下痢、発熱、嘔吐などの急性胃腸炎の症状が見られたらまずは病院に行くことも大事ですが、家族内で感染しないよう対策も必要ですよね。急性胃腸炎の原因や症状、対処法についてまとめたので参考にしてみてください。

子供は大人よりも免疫力が弱いので、その分感染症にも感染しやすい上に、大人とは症状が違う場合もあるので注意が必要です。
年齢問わず感染しますが、ノロウイルスは嘔吐や下痢、腹痛や発熱に加えて白っぽい、酸っぱい匂いのする便が特徴です。
ロタウイルスなどの他のウイルスも似た症状が出ます。

急性胃腸炎の症状

こういったものが原因で、腹痛、発熱、嘔吐などの辛い症状が引き起こされます。
急性胃腸炎を引き起こすウイルスはノロウイルスやロタウイルスが圧倒的に多いと言われています。
冬になると乳幼児がロタウイルスが原因で最悪死亡することもあるので特に気をつけましょう。

かかってしまうと辛い急性胃腸炎ですが、その原因はウイルスや細菌、寄生虫などで、体内に入り感染する症状です。
ウイルス性のものでは、ロタウイルス、ノロウイルス等。
細菌性のものでは、サルモネラ菌、病原性大腸菌等。
寄生虫のものでは、クリプトスポリジアム、アメーバ等。

そもそも急性胃腸炎とは

ウイルス性胃腸炎の場合、インフルエンザや細菌性のものと違って特効薬はありません。
病院に行っても吐き気止めや下痢止め、整腸剤などで症状を落ち着かせていく対処療法になります。
また、頻繁に下痢や嘔吐をする場合は脱水症状を引き起こすことも考えられるので、こまめな水分補給が必要になります。
病院にかかった時は点滴を受ける場合もあります。

急性胃腸炎の対処法

しかし、完治したと思ってもウイルス自体は最長1カ月ほど体内に残っていることもあり、他の人にうつしてしまう可能性もあるので、本人はもちろん、周りの人も予防を心がけることが大事になります。

急性胃腸炎になると、最初の1〜2日程は特に症状が重く、3日程経ちウイルスが体外へ排出されると症状が落ち着いてきます。
個人差やウイルスによっても変わりますが、約2週間以内には完治すると言われています。

一度感染すると1週間は休まなくてはいけないことも多い上、家族感染するとさらに大変ですので、寒いこの時期は特に気をつけてくださいね。

幼稚園や小学校など、我が子の周りで流行っているという情報があった時には、手洗いうがい以外にも、鞄や服などを除菌シートで拭くなどしておくと安心です。

子供の看病をしていると、それがそのまま親にうつるということが良くあります。
手洗いうがいはもちろん、吐瀉物や便から感染しやすいのでお世話する時は特に注意しましょう。

子供が何も食べたくないと言っても、胃に優しい、消化に良いものは食べさせてあげるようにしましょう。
おかゆはもちろん、ヨーグルトやゼリー、野菜スープなどがオススメですよ。
逆に香辛料がたくさん入っているものや、油っこいもの、糖分を多く含むお菓子やケーキなどは避けるようにしないと、嘔吐や下痢の症状が良くなりません。

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