プリンや豆腐のように舌でつぶして食べられる固さを目安にしましょう。
野菜のみじん切りや白身魚をほぐしたものなどの細かい食材は、片栗粉などでとろみをつけてあげると赤ちゃんにとって食べやすくなります。
また、おかゆも10倍粥から7倍粥にしていきましょう。
離乳食の固さの目安
今まで1日1回だった離乳食も、昼と夕方の1日2回にしていきましょう。
この時期では、離乳食からの栄養も1日30〜40%ほど摂取できるようになります。
主食、野菜、たんぱく質を栄養が偏らないように作っていくことが大事ですよ。
離乳食を始めて2〜3ヶ月目になってくると、今まではペースト状のものをゴックンと飲み込むだけだったのが、少しずつ舌を上下に動かしてモグモグと食べられるようになってきます。
完全にペースト状だった離乳食に徐々に粒が残るように、粒々の量を多くしていくことでステップアップしていきます。
離乳食中期「モグモグ期」の進め方
アレルギーになりやすい食材に注意
離乳食の味付けは薄味が基本です。
だし汁の他、風味付けに塩、醤油、味噌、バターなどが使えるようになりますが、まだまだ素材の味を楽しんでくれる赤ちゃんも多いと思うので、飽きてあまり食べなくなってきたら少し味付けを変える程度にしておきましょう。
味付けはした方がいいの?
1回の食事量については、主食、野菜、たんぱく質を合わせて子供用お茶碗の半分ほどが目安になります。
また、たんぱく質は多すぎると赤ちゃんの消化に負担がかかることもあるので、豆腐なら30〜40g、魚なら1切、卵なら卵黄1個分ほどを目安としましょう。
また、赤ちゃんそれぞれに食事のペースや適切な量があるので、無理にあげさせないようにしましょうね。
1回の量はどのくらい?
最もアレルギーを起こしやすいと言われている食品ですが、特に卵黄よりも卵白にがアレルゲンとなる可能性が高いです。
離乳食中期では基本的に卵白は避けるようにしましょう。
たまご
離乳食中期になると食べられる食材も色々増えてきますが、初めて食べる食材には気を配っておきましょう。
アレルギーを最も起こしやすい3大アレルゲンと言われているものがあり、「たまご」「乳製品」「小麦」の3つがこれに当たります。
乳製品
小麦にも種類があり、普通小麦、準強力小麦、強力小麦などの他、パスタ等に用いられるデュラム小麦もアレルゲンとなる可能性があります。
小麦
牛乳屋チーズ、ヨーグルトなどの乳製品もアレルゲンとなる可能性があるので初めて食べさせる時は注意しましょう。
山芋、そば、ピーナッツ、大豆、魚介類などにもそれぞれ注意が必要です。
これらの他にもアレルゲンとなる食品はあるので、くれぐれも初めて食べるものは少量からスタートし、いつでも病院にいけるようお昼時にあげるようにしておきましょう。
その他注意したい食品
まとめ
いかがでしたか?食事の幅が広がってきてママも今日は何にしようかと悩みつつ離乳食作りを楽しめる時期ではないでしょうか。
もちろんアレルギーになり得る食品については注意が必要ですが、食べてみないと分からないので不安になりすぎないように離乳食を作っていってあげてくださいね。