当然ですが、いきなり大人用のハサミを使うことはできません。
子供が安全に使うことができる、子供用のハサミを用意してあげましょう。
子供も自分専用のハサミがある方がテンションが上がります。
では、子供用のハサミを選ぶ時、どういうものを選ぶべきでしょうか。
はじめてのハサミの選び方
ハサミに限らず、日常生活で子供に「危ない!」と伝えることは多々あると思います。
ハサミも危ないものだと理解していれば、人に向かって振り回したり、自分を傷つけてしまう可能性も少なくなります。
また、落ち着きがなくじっと座っていられない場合、ハサミを持ってうろうろ動き回ってしまうのは危険です。
座って手作業ができる環境が整ってからハサミの練習を始めましょう。
保育園や幼稚園ではハサミを使うのは3〜4歳頃のところが多いようですが、2歳を過ぎてくると子供はなんでも大人の真似をしたがりますよね、ハサミも例外ではありません。
では、初めてハサミを使わせるタイミングはいつがいいのでしょうか?
まずは子供がハサミは危ないものだと認識しているか、落ち着いて座っていられるか、この2点がクリアできていればハサミを使ってもいいでしょう。
ハサミを使うのはいつから?
切れ味の良さ
利き手によってハサミが違うので、左利きの子供に無理に右利き用のハサミを使わせるのは良くありません。
最近では利き手に関係なく使える子供用のハサミも多くあるようなので、一度子供に握ってもらって使い心地を確かめてもらうのが一番良いですね。
また、子供の小さい手でも使いやすいものを選ぶようにしましょう。
長さでいうと12〜15cm程が目安です。
手に合うもの
まずは先端が丸い、ハサミカバーがついている安全なものを選ぶようにしましょう。
刃の先端が丸ければ刺してしまう危険性が少なくなります。
カバーもビニールは破れやすいのでプラスチック製のものであればなお良いです。
先端が丸いもの
いざハサミを使う時は、最低限これだけは守るように教えましょう。
ハサミの練習を始める時に
子供が力を入れなくても切れやすいものを選びましょう。
プラスチック製の安全なものも販売されていますが、物によってはなかなか切れずに子供が力を入れすぎて怪我をしてしまったり、イライラしてしまう原因になりかねません。
また、プラスチック製だとハサミ=危ないという認識を実感しにくいというデメリットもあります。
・ママやパパが必ず側にいること
・座って使うこと
・ふざけない、人に向けないこと
・使い終わったらケースに入れること、
さいごに
使い始めの頃は、まずハサミを立てて開閉させるということを教えてあげましょう。
子供は分からずハサミを横に寝かせたまま切ろうとすることが多いようです。
その後は、切るための紙やテープなどを親が持ち、子供に切らせてあげましょう。
切ることに慣れてきたら、子供自身に紙を持たせて切る楽しみを見守ってあげてください。
その後、練習としては真っ直ぐな直線をや、円形の物の切り方を練習していきます。
本屋さんなどで、はじめてのハサミを練習するための本も売っていますので参考にしてみるのも良いかもしれません。
ハサミの練習方法
ハサミは使い方を誤ると危険ですが、子供にとってはとても楽しい遊びの一つになります。
なかなか上達できずに嫌になってしまうこともあると思いますが、工作や遊びの幅も広がり、なにより手先が器用になります。
子供が上達できるようにママやパパが工夫して飽きさせないように子供と一緒に楽しめたらいいですね。