2017.02.13 Mon 更新

授乳中やミルクをあげる際に赤ちゃんがむせてしまう原因とは?

母乳やミルクをあげている途中で、赤ちゃんが突然むせて咳き込んでしまう経験はママであれば一度はあるかと思います。特に生後間もない赤ちゃんに起こりやすいですよね。苦しそうで心配になりますが、ちょっとした対策をとることでむせる回数を減らすことができますよ!

母乳の勢いが良すぎると思ったら、授乳前に一度搾乳してから赤ちゃんに咥えさせましょう。
母乳が溜まっている状態の時こそ一気に出て来やすいので、搾乳しておくことで赤ちゃんも飲みやすくなります。

母乳が出てくる乳頭には穴が沢山あり、赤ちゃんがおっぱいを吸おうとすると、母乳を分泌するホルモンが働きます。
それと同時に母乳が一気に出てきますが、生まれて間もない赤ちゃんは一度に沢山飲み込むことに慣れていないので、むせてしまうのです。
大人でも飲み物の一気飲みでむせてしまうことはありますよね。

母乳の分泌量が多い

新生児のうちは、赤ちゃんは母乳やミルクこそが生命線。
上手に飲んでくれれば良いのですが、中には毎回のようにむせてしまう赤ちゃんも。
栄養がちゃんと取れていないのではないか、身体が弱い、病気なのでは?と不安になるママもいると思います。
むせてしまう原因とママにできることをこれから紹介しますね。

赤ちゃんが授乳中やミルク中にむせてしまう原因とは

対策としては、一回の授乳時間を少なくして、赤ちゃんが飲む母乳の量をママが調整してあげましょう。
赤ちゃんは生まれてすぐは満腹中枢が発達しておらず、与えれば与えるだけ飲んでしまい、気づかぬうちに飲みすぎて吐き出してしまうこともあります。
目安としては、左右それぞれのおっぱいを5分ずつにすると良いでしょう。

生まれたばかりの赤ちゃんの胃の形というのは、大人と違いまっすぐな形をしています。
また、胃の入り口にあたる部分の筋肉も未発達で、常に入り口が開いているような状態です。
成長するにつれて胃の形や筋肉も整ってきますが、それまでは胃に入ったものが逆流しやすい、吐き出しやすい状態で、これが原因でむせていることは多いです。

赤ちゃんの胃の形

赤ちゃんがまだ飲むことに対して慣れていない為にむせてしまうことがあります。
どのくらいの量なら一度に飲み込めるのか、飲んでいる時に呼吸がうまく出来ないなど、慣れてくれば自然とむせることも少なくなってきます。
毎回むせてしまうようなら、授乳回数をこまめにすることで赤ちゃんも早く慣れてくれますよ。
産後1ヶ月くらいまではママの精神・体力的にも辛い時期だと思いますが、3ヶ月頃には赤ちゃんも上手に飲めるようになり、ママの授乳も少しは楽になるはずです。

赤ちゃんの飲み方の問題

実際にむせてしまった時の対処法

赤ちゃんは母乳を飲むのにも体力が必要で、毎日頑張っておっぱいを飲んでいます。
そしておっぱいを飲んで疲れた上にお腹いっぱいになり、まだ授乳中にも関わらず寝てしまうことも。
眠りかけていても母乳は赤ちゃんの口の中に入っていくので、それが原因でむせてしまうのです。
この場合は、一旦母乳をあげるのを切り上げてしまいましょう。

眠たくなっている場合

実際にむせてしまった時は、落ち着いて赤ちゃんを縦抱きにし、背中をトントンと優しく叩いてあげましょう。
首の据わっていない生後間もない赤ちゃんは、首をしっかりと支えてあげましょう。

生まれてすぐから赤ちゃんは母乳を飲み始めますが、むせてしまうことも多いです。
赤ちゃんの飲み方やママの母乳の分泌量が原因になることが多いですが、少し気を遣うだけでむせる回数を減らすことは可能です。
むせるということは、ちゃんと母乳が出ているという証でもあるので、そこは自信を持って、むせてしまった場合は落ち着いて優しく対処してあげてくださいね。

まとめ

むせてしまうことはしょうがありませんが、母乳を飲んだ後は出来るだけげっぷをさせてあげましょう。
げっぷをすることで、授乳後にむせることが少なくなりますよ。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ