このパパ拒絶状態の時期は、ほとんどの子供は成長と共に卒業します。
嫌いと言われた時にどういう対応をできるかが、子育て中のパパの力量にかかっています。
パパの力量が試される時期
それは、2歳前後のイヤイヤ期の子供は感情の葛藤の時期であり、ママが好きで一緒に居たいという気持ちが強くなり過ぎて、ママを独占できないからパパのことを嫌いと言ってしまうのです。
子供が産まれてからずっと一緒にいるママにパパは適いませんよね。
2歳頃の娘にある時から突然、「パパ嫌い」「パパあっちいって」「ママと寝る」などパパを遠ざけるような兆候が見られたらそれはパパイヤ期の始まりかもしれません。
できることなら良好な関係のままで居たいと思うでしょうが、これも娘の成長過程の一つとして見守る他ありません。
では、なぜパパが嫌いになる時期がくるのでしょう?
パパイヤ期とは
「パパ嫌い!」を言われる前に
など、子供の心理を考えて行動してみてくださいね。
「パパのこと嫌いなのか〜、パパは好きなのに残念だなぁ」
「パパ悲しいから、一人でおもちゃで遊ぼうかな」
まずはパパ自身がイヤイヤ期というものを理解することが大切です。
こういう時期だから、と心に余裕を持って対応しつつ、上手に言葉と態度で子供を誘導して、一緒に過ごす時間を増やしてみてください。
子供は心の底からパパを嫌っているわけではありません。
子供の「嫌い!」発言を額面通りに受け取っていてはいけません。
最初のうちはショックを受けて悲しんでいたパパも、この時期が続くと段々とイライラしてきて、大人気なく拗ねてみたり、怒ったりしてしまう人も多いようです。
おわりに
また、ママを困らせるパパは嫌い、と思っている場合もあります。
大好きなママの手伝いもしないパパは敵だと思われないよう、家事にも積極的に参加し、ママの負担を減らすと共にママとのコミュニケーションを大切にしましょう。
パパとママの仲が悪ければ子供はママの味方です。
ママと仲の良いパパは自分の味方、と思ってくれるように、パパの家の中での言動は常に見られていると思って行動してくださいね。
子供は大人が思っている以上に敏感でいろんなことを察知します。
ただし、まだ小さく話せる言葉が少なく言い回しも下手なので、大人に上手に伝えられないのです。
子育てに対して消極的、面倒そうに子育てに参加しているパパを見抜き、「パパ嫌い」となってしまっているかもしれません。
一緒にいる時は全力で構い、一緒に楽しもうとする姿勢でいると、子供の方でもパパを毛嫌いすることは減ってきますよ。
子供は一緒に時間を過ごせば過ごすほど、その関係も密になってきます。
普段は仕事で家にいない分、疲れてダラダラ過ごしたいところでしょうが、家族のために動けるパパは子供から見てもカッコ良くみえるものです。
パパイヤ期は一時的なものなので、気負わないように、笑顔を絶やさず頑張ってくださいね。