床上げの時期の注意点
産後1ヶ月位経つと多くのっ魔が体力を取り戻して、悪露も治まり会陰切開の傷や裂傷も良くなってきます。
この時期をゆっくり過ごして身体を回復させるというのはとても理にかなっているのです。
昔は自宅で出産するのが一般的で、産後しばらくは布団を敷いたままできるだけ横になって身体を休め、その間の家事や育児は家族に協力してもらいながら行なっていました。
産後1ヶ月位から寝床をあげて普段通りの生活に戻ったことから、「床上げ」と呼ばれているのです。
出産はママの身体に非常に大きな負担がかかります。
そのダメージから回復して徐々にニツ状生活に復帰していくことを「床上げ」と言います。
そもそも産後の床上げってなに?いつからいつまで?
自宅に戻ってからも両親や旦那様にサポートしてもらいながら、体調の良い日に軽めの家事からはじめてください。
周りのサポートを受けられない場合でも、今は便利なサービスもたくさんありますので期間限定のことと割り切って、ネットスーパーやハウスキーパーなどをうまく活用しながら過ごしてくださいね。
身体を回復させるために最低でも産後1週間は掃除・選択・炊事などの家事は避けるようにしましょう。
この時期はまだ入院していることがほとんどです。
病院のスタッフのさぽーともありますので、しっかりと身体を休めて下さい。
家事
産後の床上げの時期にはどんなことに注意しながら過ごせばいいのでしょうか?
里帰り出産をしていて自宅に戻るのも産後1ヶ月を過ぎた頃が多いかと思いますが、ママにとっても赤ちゃんにとってもいきなり長時間の移動や人混みは避けたいものです。
余裕を持った無理のない移動のスケジュールを考えておくのがオススメです。
産後1ヶ月検診を受けるまでは赤ちゃんは外出を避けるようにと言われます。
1ヶ月はママも身体を休める時期だからと言って、ずっと家の中にいるのも難しいと思いますので、外出する必要のある時には両親や旦那様に赤ちゃんを見てもらうようにしましょう。
1ヶ月検診を受けて身体に問題がないことが確認されるまでは、お風呂で湯船につかるのは避けてシャワーで済ませるようにしましょう。
日常生活
運動
その他に気をつけたいことは?
産後6ヶ月の間は骨盤が緩んでいて脂肪も柔らかいので、体型を戻すのには絶好のタイミングです。
しかし、無理をして身体への負担になっては意味がありませんので、自分の体調と相談しながら進めてくださいね。
妊娠・出産を乗り越えると女性の体型は大きく変化します。
なので、できるだけ早く元の体型に戻したいと考える方も多いかと思いますが、産後1ヶ月以内に無理な運動を行うのは回復も遅くなるので避けるようにしましょう。
まずは産褥体操などの軽い運動から始めて、床上げ後の生活に備えた体作りをするのがおすすめです。
ママ自身の身体も大切にして旦那様や家族にも協力してもらいながら、少しずつ赤ちゃんと過ごす生活に慣れていって下さい。
産後すぐにはまだホルモンバランスも不安定ですし、悪露や会陰切開の傷の違和感などが続いていることがあります。
慣れない赤ちゃんのお世話に追われて、出産前の生活ともガラッと変わってしまいますので、ストレスも感じやすいものです。