この光景は、本当に微笑ましく可愛いです。
そしてその流れで、指に吸い付こうとして次第に指しゃぶりが始まっていきます。
この頃、赤ちゃん自身はしゃぶっているものが指だとは気付いておらず、吸い付くことに集中しているだけだろう言われています。
このように、赤ちゃんには吸啜反射がありますので、母乳やミルクを飲む事が出来るのです。
特に、生まれて生後3ヶ月くらいまでの期間は、特に吸啜反射が活発な時期なので、何でも吸い付きます。
指しゃぶりのキッカケ
赤ちゃんが指しゃぶりをするのは、本能的なことです。
赤ちゃんは生まれながらにして、吸啜反射という本能があります。
この吸啜反射とは、赤ちゃんが母乳やミルクを飲む為には必要な本能で、口の周りに触れたものを無意識に何でも吸い付く様子のことです。
自らおっぱいを飲めるのも、この吸啜反射があるからなんです。
赤ちゃんと指しゃぶりの関係
眠たい
指しゃぶりをする時の心理
指しゃぶりを行なっていく中で、口の中の指の感触を学び、指が塗れていることや吸い付く力、感触を学んでいきます。
これは赤ちゃんにとって、初めての遊びですので、無理に止めさせるようなことはしないでください。
段々としゃぶっていた範囲を広げて、足の指までしゃぶることもありますが、これは身体の範囲を認識する為にも必要なことですので、危険な場合以外は隙好きにさせましょう。
赤ちゃんにとって始めての遊び
次に多い理由がこれです。何となくお腹が空いてきている、というサインがこれです。
空腹を感じはじめると、自然と指をしゃぶりだします。
指をしゃぶりだしたら、空腹のサインかもしれませんので、早めにおっぱいをあげるようにしましょう。
空腹を感じている
また、赤ちゃんは眠たくなっても、寝方を知らないのですぐに眠ることができません。
ですので、お母さんが沿い乳をして、気持ちをリラックスさせてあげることをオススメします。
1番多い理由がこれです。
眠気を感じていると、自然に指しゃぶりをするようになります。
可能性としては、添い乳を求めていることが考えられます。
歯がかゆい
やはり衛生面は気になる所だと思います。
赤ちゃんは興味があるものは、何でもしゃぶろうとしますから、指が汚れていたりその物が汚れている場合もあります。
指しゃぶりの衛生面
離乳食が始まる頃には、乳歯が生え始めます。
赤ちゃんにとって、歯が生え始める時期が、むずむずして痒くなるので、指しゃぶりをして、そのむずむずを解消しようとしている場合があります。
指以外にも、おもちゃを噛んだりする場合もありますので、歯固めを与えてあげると良いでしょう。
指しゃぶりの卒業時期
しゃぶる際に、一緒にウイルスや細菌も体内に取り込んでしまう可能性がありますので、特に指先はこまめに拭くなどして、キレイにしておきましょう。
爪もこまめに切ってあげることをオススメします。
はじめは本能的に始めていた指しゃぶりですが、成長と共に卒業の時期を決めておかなければいけません。
一般的に3歳を過ぎた頃には指しゃぶりは卒業していますが、それでも卒業していない場合は、精神的なこともあるかもしれないので、一度小児科や心療内科を受診して、アドバイスしてもらっても良いかもしれません。