毎晩の寝かしつけに苦労しているママも多いはず。一回寝かしつけてもすぐに起きてしまう場合もあります。
そんなときに不思議なくらいストンと眠りに落ちてしまう、有効なツボがあることをご存知でしょうか?
ひとつ覚えておけば、毎晩がちょっと楽になるかもしれません。
眠りのツボ
大人よりも体が小さいので、同じように行うことができません。
ツボの場所を正確に強く押すよりも、効果のある部分を中心に優しく撫でてさすってあげる程度でも十分です。
ツボ押しのコツとしては、指先で軽くおさえる程度で(5秒ずつを3回くらい)
赤ちゃんや子どもにツボ押しをするときの注意点
耳や首
お化粧をするように、人差し指で頬やくちびるを撫でてあげましょう。
普段自分がするお化粧と同じ手順で行っていくと自然と赤ちゃんも目を閉じてくれるでしょう。
眉間や眉毛のツボと一緒に行うと良いです。
頬やくちびる
額の髪の毛の生え際を優しくさすってあげると眠くなってしまうようです。
他にも眉間や眉毛を優しくすーっと撫でてあげることも効果的です。
グリグリ押し付けてしまうのは良くないのであくまでソフトに触りましょう。
髪の生え際や眉間、眉毛
手や足
人間の体には背中からお尻しりにかけてたくさんのツボがあります。
ですので、ピンポイントでツボを押さなくても、背中からおしりにかけてを優しくさすってあげたり、温めてあげるだけで効果が期待できます。
ドライヤーなどを離れた位置から当てるのも良いでしょう。
「命門(めいもん)」というツボには免疫機能を整えたり、アトピーやぜんそくに効く効果があります。
また、「身中(しんちゅう)」というツボには子どもの神経の高ぶりを鎮める効果があり、体力向上や体を丈夫にする効果もあります。
背中・おしり
耳の後ろにある骨が出っ張っている部分のやや後ろ側に、押すと少し痛みを感じる「安眠」というツボがあります。
ここの場所を自分の体で確認してから、赤ちゃんや子どもの同じところを指先で軽くおさえる、またはさすってあげましょう。
また、「安眠」というツボからさらに後ろ側のちょうど後頭部の中心の部分いくぼみがあります。そこから2〜3cmの左右が「風池(ふうち)」というツボです。
この場所の血の流れを良くすると、不眠や頭痛が改善し寝つきが良くなります。さらに目覚めも良くなり、めまいや耳鳴りなどの症状にも効果があります。
精神疲労やストレス解消にも効くので、「安眠」のツボと同じようにマッサージしてあげましょう。
ストレスを感じて赤ちゃんや子供が機嫌が悪かったり、イライラしている時に効果があるのが「少衡(しょうしょう)」といツボ。
左右の小指の付け根から2mmほど下の場所にあります。指で軽く押さえてあげましょう。
また、人差し指と親指の交差してる部分に「合谷(ごうこく)」というツボがあります。赤ちゃんや子どもにここのツボを軽くマッサージしてあげると、3〜5分くらいで眠りについてしまいます。
足にもツボはあり、足の裏のかかとの膨らみの真ん中あたりに「失眠(しつみん)」というツボがあります。
「失眠」とは中国語で不眠を意味する言葉で、名の通り不眠に効くツボです。赤ちゃんや子どもには強く押してマッサージするのではなく、親指の腹の部分で軽く押すようにマッサージしましょう。
意外にも睡眠だけでこんなにも赤ちゃんや子どもに使えるツボがあります。
もちろん、大人にも効果があるのでぜひ試してみてくださいね。