2017.04.10 Mon 更新

腋の下などにしこりができる副乳ってなに?原因と症状について

産後のママにとっておっぱいトラブルはつきものですが、副乳という言葉を聞いたことはあるでしょうか?数あるおっぱいトラブルの中でも珍しいものですが、腋の下や乳頭などにしこりのようなものが出来、授乳期に張って痛むというものです。その正体は新しい乳房です。副乳とはいったい何なのか調べました。

妊娠中は、体の変化がとっても多くて不安になってしまいがちですよね。
人によっては脇の下やお腹のあたりににあざのようなふくらみができていることもあり、それは副乳かもしれません。
人は基本的に乳房は左右に1つずつだけですが、犬や猫など多くの動物には複数の乳房や乳首があります。
とはいえ人間も哺乳類ですので、人によって第3の乳房が副乳という形で現れることがあるようです。

副乳とは

副乳は腋の下付近にできる人が多いようですが、お腹だったり、脚の付け根にできることもあります。
一般的には小さくて気づかないこともありますが、稀に大きな乳頭として存在することもあるようです。
日本では、約5~6%の女性が副乳を持っているといわれていて、男性でも2%程の割合で副乳を持つ人がいるようです。

副乳はいつ分かるもの?

男性が副乳に気がつくのはかなり稀ですが、女性は副乳の存在に気づくのは、どのようなタイミングなのでしょうか。
まずは思春期に、女性ホルモンの影響で乳房が膨らみ始めると同じ時期に副乳の存在に気がつく人が多いようで、ホクロやイボと勘違いする人もいるそうです。

また女性が妊娠し、出産に向けて体内のホルモンバランスが乱れる時期や、出産前後の母乳が出る時期に、リンパ節に近い腋の下やその付近にできる乳房に気づき、助産師や看護師に尋ねたり、妊娠検診の時に相談して副乳に気づくようになるようです。

副乳があるとどうなるの?

さらに女性は生理が近づくことで、生理前のホルモン分泌が多くなる時期に、副乳線が痛んだり腫れたりすることが稀にあります。
これは正常乳腺と同様に乳腺組織が副乳線にもあるために、ホルモン分泌が行われ、女性ホルモンが出されることで、それに反応して副乳も影響を受けることになります。
その為女性は生理前になると、体の変化とともに、副乳線が腫れたり痛くなったりする症状が起こるため、そこで副乳に気が付く人もいるそうです。

女性の場合は、生理前のホルモン分泌の多い時期に副乳が腫れて痛くなったり、授乳期には副乳から少量ですが母乳が出ることもあります。
母乳が出る乳口がない副乳の場合、乳腺炎を起こすケースもあります。
保冷剤で冷やすと一時的に痛みが治まりますが、頻繁に触れることで感染を引き起こす恐れがあるので、医師の診察を受けることをおすすめします。

正常な乳腺と同様、病気がなければ副乳自体は放置しておいても問題ありませんが、腋の下にしこりがある場合にはリンパ腺、汗腺、皮脂腺の病気なども考えられるため、自分で判断せず病院を受診するようにしましょう。

どうしても見た目が気になったり、母乳がたまるだけで排出されず感染の危険がある場合などは、手術で切除することもあります。
感染の疑いなど医療目的でない場合は、美容外科や美容形成外科での自由診療扱いになり、費用も高額ですので注意しましょう。

おわりに

副乳があるとわかった時は、不安な気持ちになってしまうかもしれませんが、昔から存在するもので珍しいものでもなく、基本的には問題ありませんので安心してください。
ただし、痛みがあるのに我慢するのはよくないので、そういった時は無理せず医師に相談してください。

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