2017.05.01 Mon 更新

妊娠中はフルーツを食べよう!食べ過ぎには注意!

妊娠中は自分の体だけでなく、赤ちゃんの体にも気を使う時期。2人分ともなると、栄養が足りているかなどに気になりますよね。 つわりなどがつらく、食欲が出ないなんてお母さんもいるのではないでしょうか?そんな食欲がないときでも、軽く食べられるフルーツには 体に必要な栄養素が豊富に含まれています。妊娠中に食べたいオススメのフルーツの栄養素と効果についてご紹介します。

ビタミンB6は、つわりによる食欲不振や吐き気などを和らげる効果があります。バナナや夏みかん、柿に多く含まれています。
食欲不振が原因で食べられない時には、グレープフルーツジュースからでも摂取できるのでオススメです。

ビタミンB6

また、お腹の中の赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症のリスクを軽減するとされているため、葉酸を摂取することはとても重要視されています。
葉酸は熱に弱い性質を持っているため、加熱する必要のない果物は葉酸の摂取に適しています。
葉酸を多く含むフルーツは、ライチ、アボカド、イチゴ、すもも、グレープフルーツ、マンゴーなどがあります。

葉酸は妊娠中に欠かせない栄養素のひとつとして注目されていますよね。
葉酸はタンパク質や核酸の合成に働き、細胞を作って体の成長を助けてくれます。

妊娠中に摂りたい栄養素とフルーツ

便秘に効く食物繊維は、妊婦さんでなくても摂取したい栄養素ですよね。
つわりとともに便秘による腹痛などがあると大変です。
食物繊維の中でも「水溶性食物繊維」は硬い便をやわらかくする作用があり、腸内環境も整えてくれるので、積極的に摂取しましょう。

食物繊維

ビタミンCは空気に触れると酸化して、効果がなくなってしまうので、すぐに食べることをオススメします。
ビタミンCを多く含むフルーツは、柿、グレープフルーツ、レモン、アセロラなどがあります。
意外にも、レモンやグレープフルーツよりもアセロラにはビタミンCが多く、100gのうち1700gも含まれています。

ビタミンCには、細胞同士をつなぐコラーゲンを作る効果があります。
鉄分の吸収を助けたり、免疫力を高めるため、妊娠中のお母さんには必要不可欠な栄養素のひとつです。風邪などの感染症予防にも役立ちます。

ビタミンC

食べ過ぎには注意!

カリウムには塩分を排出する働きがあるので、むくみの解消や、高血圧のリスクを軽減する効果があります。
カリウムを多く含むフルーツはアボカド、バナナ、柿、キウイなどがあります。

カリウム

しかし、量を摂りすぎるとお腹がゆるくなりすぎて下痢などを引き起こすのでほどほどにしてくださいね。
食物繊維を多く含むフルーツは、アボカド、イチジク、洋梨、キウイ、パパイヤ、プルーンなどがあります。

1日で摂るフルーツの量の目安は200g程度と言われています。
特に体重制限中でなければ目安量を超えても構いませんが、体重増加がきになるのであれば、量に注意して食べましょう!

フルーツにはたくさんのビタミンや栄養素が含まれていて、しかも甘くて美味しいのでついついたくさん食べてしまいがちですが、どんなものでも摂りすぎには注意が必要です。
お菓子に比べればフルーツの方がはるかに健康的ですが、甘いということは糖分が多く含まれています。
体重増加の原因にもなりますので、フルーツ摂取量の目安についてご紹介します。

フルーツ200gの目安は、りんご、梨、キウイだと1個。みかん、柿、桃、バナナだと2個(本)です。
個数で例えるとちょうどいい量ですね。
同じフルーツばかり食べていても栄養が偏ってしまうので、いろんなフルーツを摂るようにしましょう。

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