2017.05.31 Wed 更新

後期つわりって何?何で気持ち悪くなるの?症状はいつまで続くの?

妊娠初期には辛いつわりに悩まされる方も多いかと思います。 安定期に入るとつわりも治まり、体調良く過ごして来たのに、妊娠後期になってまたつわりのような吐き気を感じることもあるようです。 これは妊娠後期に見られる生理現象で、一般的に「後期つわり」と呼ばれています。 そこで、今回は後期つわりの原因や対処法などについてご紹介いたします。

妊娠初期に起こるつわりの原因ははっきりと分かって居合とお伝えしましたが、後期つわりの原因は胎児の成長に合わせて大きくなる子宮が原因だと考えられています。
大きくなった子宮が胃を押し上げることによって、胃液が食堂に逆流し、胃もたれ、胸焼け、吐き気、げっぷなどの症状が起こるのです。

後期つわりの原因は?

なぜつわりが起こるのかはまだ解明されていませんが、妊娠することによって「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」や「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌が増加することが関係しているのではないかと言うのも1つの説です。

つわりによってどんな症状が出るのかや、その程度には個人差があり、ほとんどつわりを感じない人から食事や水分も取れなくなってしまうこともあります。
症状が重いと、妊娠悪阻と診断されて入院などの処置が必要になることがあります。

妊娠5〜16週頃に妊婦に起こる不快症状を「つわり」と言います。
多くの妊婦さんが妊娠初期につわりを経験すると言われており、吐き気、嘔吐、食の好みの変化、倦怠感等様々な症状が現れます。

つわりって何?

後期つわりはどんな症状?いつまで続く?

子宮が大きくなっているということは、赤ちゃんも成長しているということなので嬉しい半面、後期つわりの症状は辛いので、なんとか対処していきたいですよね。

子宮が大きくなると、胃だけでなく肺や横隔膜まで圧迫します。
なので、息切れや同期が起こりやすく、疲れやすくなります。
また、腸にも影響を与えて便秘になりやすいと言われています。

胎児が下に降りて骨盤内に頭が下がると、胃などへの圧迫がなくなって、吐き気などの症状が収まることが多いようです。
しかし、出産するまでずっと気持ち悪さが続くこともあるようなので、どうなるのかはその時にならないとわからないものです。

後期つわりがいつ頃治まるのかも個人差がありますが、子宮の中の胎児が出産に向けて下に降りてくると症状が治まることが多いようです。
胎児が降りてくる目安は、「生産期」に入る妊娠37週目以降だと言われています。

妊娠初期に感じていたつわりの症状と似ている場合もありますが、原因が違うために症状の現れ方も変わります。
食べづわりだった人が後期つわりでは吐き気を感じる、つわりはほとんどなかったのに後期つわりが重くて吐き気が辛い、といったような妊婦さんもいるようです。

後期つわりの症状は、主に胸焼けや胃もたれ、胃痛、吐き気などです。
しかし、臓器の圧迫具合によってどんな症状が出るのかやその程度が変わりますので、個人差も大きくなります。

対処法は?

食事がほとんど取れなかったり水を飲んでも気持ち悪かったりと言う時には、早めに医師に相談するようにしましょう。
水分が取れないと、尿がほとんどでなくなり脱水症状などを起こす可能性があります。
症状に合わせて、妊娠中でも飲むことが出来る薬を処方してもらえることがありますし、点滴などの処置を受けることが出来ますので、早めに対処することが大切です。

・食事は少量を小分けにして摂る
・消化に良いものを食べる
・食事の時の水分は控えめに
・食後すぐ横にならない

後期つわり自体は、赤ちゃんの成長に伴う生理現象なので、根本的に解決することは難しいですが、できるだけ症状を軽くするために対処していきましょう。
次のようなことに気を付けるだけでも、かなり改善されることがあるようです。

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