2017.07.07 Fri 更新

手足口病の症状について。感染した時の対処法

子供はよく手足口病になります。特に今からの季節、夏場によくかかる感染症の一つとして有名です。手足口病は4月〜9月頃までに長期で流行します。一度感染してしまうと、完治するまで大変です。そこでここでは、もしも自分の子供が手足口病に感染した場合の対処法についてまとめてみましたので、是非ご覧下さい。

名前が手足口病なので、手や足にはもちろん症状は出ますが、それ以外の箇所にも症状は出る場合があります。
基本的には手のひらや手の甲、指の間なのですが、ひざ裏や腕、手足の付け根、おしりなどにも症状がでる場合があります。
手足口病の厄介な所は、年に2回3回となる可能性があることです。
また原因となる病原菌の種類は10種類以上もあり、前回とはまた違ったウイルスに感染することもあり得るので、非常に厄介です。

手足口病の発疹が出る部位

多くの場合、初期症状として38℃以上の発熱が2日以上続きます。その後、発疹や水泡が出てきて次第に発疹の数が増えてきます。
子供によっては熱は出ずに、急に発疹や水泡が出る場合もありますので、注意してください。

・高熱
・口内炎・咽頭痛
・発疹・水泡

そもそも手足口病とは、どんな症状が起こるのでしょうか?
以下にまとめてみましたので、ご覧ください。

手足口病について

<脱水症状>
乳児でミルクやおっぱいを飲めない時は、迷わずに小児科を受診してください。

<食欲の低下>
口の中の水泡や口内炎の痛みのせいで食べる事が出来ないなんてこともあります。

その他の症状

すぐに病院へ行った方が良い場合

以上のような症状が出た場合は、手足口病を疑って小児科か皮膚科に診断してもらってください。

<髄膜炎>
手足口病もまれに合併症として髄膜炎を発症する例もあります。

<嘔吐・下痢>
手足口病も嘔吐・下痢を伴う場合があります。

もし、手足口病が疑われる場合で以下のような症状が見受けられたら、すぐに病院へ連れていってください。

手足口病の治療法

小さな子供の場合、様態が急変する可能性もありますので上記のような症状が見られた場合は、すぐに病院へ向かいましょう。
また、手足口病の症状は子供によって違いますので、1回目の症状と2回目の症状では全然違う場合もありますので、その都度しっかりと様子をみるようにしましょう。

・元気がなく明らかにぐったりとしている
・水分をとれない・脱水症状の危険がある
・高熱が3日以上続いている

高熱が出た時の対処法

残念ながら手足口病には、これといった薬は今のところありません。
治療法としては、安静にして自然に治るのも待つしかない状態です。
基本的には、発症してから7〜10日程度では治ります。
では代表的な3つの症状についての対処法についてまとめてみましたので、ご覧ください。

もしも高熱が出た場合は、夏場でしたら部屋を涼しくし、水分をこまめに与えてください。
また、冷えピタを貼って冷やしてあげることも大切です。
手足口病で高熱が出た場合は、風邪の時とは対処法が異なりますので、そこは注意しておきましょう。

咽頭痛・口内炎

手足口病の発疹・水泡に塗る薬は基本的にはありません。
自然に消えていくのを待つのみですが、水泡は潰さないように注意してください。
もしも潰れた場合、そこから感染する恐れがあります。

発疹・水泡

痛みであまり物を食べれないことが多いと思いますので、柔らかい食べ物を食べさせるようにしてください。
うどんやおかゆ、ゼリー、ヨーグルト等でしたら食べれると思いますので、オススメです。

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