2017.07.24 Mon 更新

なかなかお座りから進展しない・・・もしかしてシャフリングベビーかも?

世の中にはいろんな赤ちゃんがいますが、座ったままハイハイする気配がなかったら・・・お母さんからするととても心配になりますよね。 そういった赤ちゃんをシャフリングベビーと呼ばれているのを知っていますか? 本日は「シャフリングベビー」についてまとめました。

うつ伏せになるのを嫌う

体の発達はゆっくりですが、知能の発達は正常です。
また、お座りまでは他の赤ちゃんと変わりません。

知能障害ではない

簡単にまとめると以下のような特徴が見られます。

シャフリングベビーのシャフリングの語源は、足を引きずって歩くという意味のshuffleからきています。
足を使って移動をしたがらない赤ちゃんのことがシャフリングベビーと言われます。
特徴はうつ伏せになりたがらずに、ずりばいやハイハイをしないことが挙げられます。
また、座った状態でお尻をズリズリさせながら移動することが多く、足を全く使おうとしません。

シャフリングベビーとは?

シャフリングベビーの原因はなんなの?

一歳を過ぎてもずりばいもハイハイもせず、お座りの状態からお尻を動かして移動します。
この動作が、シャフリングベイビーの大きな特徴です。

ずりばいやハイハイをする気配がない

うつ伏せにしても、すぐに寝返りを打ち仰向けに戻ってしまいます。
自分で戻れないときは、泣いて仰向けにして欲しいと訴えてきます。

シャフリングベビーで気をつけること

その他稀ではありますが、脳性麻痺や先天性ミオパチーなどの病気の可能性があります。
シャフリングベビーの症状はこのふたつの病気のサインということも考えられるので、首がなかなか座らないなどの発達に関して他にも、懸念がある場合は、かかりつけの小児科に相談してみましょう。

シャフリングベビーのうち4割が遺伝性のものだと言われています。
親もシャフリングベビーであったり。兄弟も同じようにシャフリングベビーであることが多いようです。

嫌いなうつ伏せのままだとストレスになってしまいますし、余計にうつ伏せが嫌いになってしまい結果、立ち上がる時期がさらに遅れてしまう場合もあります。
泣くくらいであれば、仰向けにしてあげるようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。
シャフリングベビーを持つ赤ちゃんはお母さんは他の子はもうつかみ立ちなどをしているのに。。。とつい焦ってしまいますよね。
でも、シャフリングベビーとは病気などではありません。
他の子よりも成長が遅いというだけです。
個性と割り切って、成長をゆっくりと見守ってあげられるといいですね。

まとめ

また、シャフリングベビーかな?と思ったら、小児科医などの専門家にも相談してみましょう。
足腰の成長が遅れる場合がありますので、場合によっては運動訓練などを経て歩けるようになる赤ちゃんもいます。
ほとんどの赤ちゃんは2歳前には歩けるようになることがほとんどですので、あまり心配しすぎなくても大丈夫です。

ランキング

ページトップへ