2016.10.25 Tue 更新

生後2ヵ月の赤ちゃんが発熱!?原因は何?対処法は?

体調はめまぐるしく変わる生後2ヶ月。 生後2ヶ月だからまだまだ抵抗力が弱いし、子供は熱も出しやすいと思って油断していたら大変なことになるかもしれません。 ですが、熱が高いから、重大な病気になっているという訳ではないかもしれません。難しいところですね。 今回は「早生後2ヵ月の赤ちゃんの発熱の原因と対処法」についてご紹介します!

予防接種の副作用

生後2ヶ月の赤ちゃんの発熱の原因は何でしょうか?
生後2ヶ月の高熱の原因は以下の通りです。

生後2ヶ月の高熱の原因

生後2ヶ月の赤ちゃんの平熱はご存知ですか?
生後2ヶ月の赤ちゃんの体温はおよそ37.0度前後です。
赤ちゃんは体温調節をする働きがまだ未熟なので、病気でなくても簡単に熱を出してしまいます。
38度以上の高熱がでた場合は、病気の可能性が高いです。
ですが、37.5~37.9度までの場合には、病気か病気でないかの判断はなかなか難しいとされます。
病気かどうか判断するため、赤ちゃんの通常時の体温を把握しておくために、平熱を計っておきましょう。

生後2ヶ月の赤ちゃんの平熱

細菌やウイルス感染が起こった後に鼻の奥で増殖してしまい、耳管を通って感染が鼓膜の奥に及んでしまうことで起こる「中耳炎」。決して珍しい病気ではありません。
ですが、乳幼児では39〜40度の高熱になってしまうこともあります。
中耳炎の原因菌は、インフルエンザや肺炎球菌、黄色ブドウ球菌だとされています。
また、ウイルスによる単独感染の場合があります。注意してくださいね。

中耳炎

特に免疫力が弱い赤ちゃんは、風邪などをこじらせて肺炎になりやすいとされています。
身体の免疫力が低下し、普段の風邪であれば咳をしたら痰と一緒に体外に排出されるウイルスや細菌が気管支の粘膜に残ってしまいます。そして、このウイルスや細菌が肺にまで到達してしまうことで、肺炎を起こしてしまいます。
肺炎は最悪の場合、死に繋がる事もあるので、注意が必要です。

風邪

乳幼児期には様々な病気にかかりやすく、感染を繰り返すことで免疫は付いていきます。
しかし、風邪のように軽いものばかりではありません。重篤な後遺症を残してしまったり、命を落としてしまう病気もあります。そんな病気を防ぐために、生後2ヶ月を過ぎたら予防接種などでワクチンを接種しないといけません。
しかし、この予防接種の翌日あたりに発熱が認められる場合があるようで、多くの場合は24時間以内で解熱されると言われています。

尿路の中の腎盂や膀胱に感染が起きる病気が「尿路感染症」と言います。
大人や大きな子供が尿路感染症になると、排尿痛や残尿感などの自覚症状が起こるのですが、乳幼児期は感じることがほとんどないようで、発熱が著に現れるようです。

尿路感染症

扁桃・咽頭の炎症の場合、38〜39度の発熱と喉の痛みが主です。
しかし、3歳未満ではあまり熱が上がらないこともあるようです。
合併症を引き起こす「溶連菌感染症」という病気になってしまうと、重篤になってしまう可能性があります。
注意が必要です。

扁桃・咽頭の炎症

生後2ヶ月の高熱の対処法

病院に行く

生後2ヶ月の赤ちゃんの発熱した時、どのように対処したらいいのでしょうか?
生後2ヶ月の高熱の対処法は以下の通りです。

冷やす

「いつもと違う」と、判断した時に病院を受診してください。
生後3ヶ月未満の赤ちゃんが38度以上の熱を出している場合、元気がなくミルクや母乳を飲まない場合には、夜間でもできるだけ早く病院を受診してくださいね。

熱さまシートや氷などで頭を冷やしてください。
強く冷却してしまうと逆に停滞音になってしまう可能性があるので、こまめに体温測定を行うようにしてくださいね。

服を薄着にする

発熱によって水分が不足しがちになってしまうため、水分を摂らないと脱水症状を引き起こしてしまう可能性があります。
脱水症状が起こると、体温はどんどん上昇してしまいます。
母乳やミルク、赤ちゃん専用のイオン水などの水分を飲ませてあげてくださいね。

水分補給

生後2ヶ月の赤ちゃんは体温調節の機能が未熟です。
未熟なあまり、室温の上げ過ぎ、着せ過ぎによって体温が上がってしまう場合があるようです。
そのため、まずは着せ過ぎをやめ、「薄着」にしてみてくださいね。
特に寒い冬に、寒いだおると厚着をさせて暖めれば暖めるほど、赤ちゃんの体温は上昇し続けてしまいます。
注意してくださいね。

いかがでしたか?
食欲はあるか、機嫌はいいかなど、赤ちゃんをしっかりと観察するようにしてくださいね。
大事に至らないよう、迅速に対応していくことが大切ですよ!

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