2016.05.24 Tue 更新

おすすめの粉ミルクメーカーはどれ?撰ぶときのポイントや注意点をまとめました

赤ちゃんが生まれたら、必要な栄養は母乳かミルクから吸収します。しかし、母乳がでなかったり、乳腺炎などになってしまったりと、何らかの理由で授乳ができないこともありますよね。そんな時に頼りになる人工乳ですが、ブランドがたくさんあって迷ってしまいます。今回は粉ミルクメーカーのブランド6社をご紹介していきたいと思います。

明治ほほえみの特徴は、日本で唯一母乳に含まれる「セレン」という栄養素を配合している点です。
このセレンという栄養素は、食物だとカツオやイワシ、玄米などに多く含まれており、ガンや老化を予防する栄養素として注目されています。抗酸化作用があり、免疫力を高めてくれます。
「はぐくみ」と同じく「アラキドン酸(ARA)」と「DHA」のどちらも含まれており、このどちらもが配合されているのは、「はぐくみ」と「ほほえみ」の2商品のみです。

ほほえみ

森永はぐくみの特徴は、「アラキドン酸(ARA)プラスDHA」と「ラクトフェリン」、「オリゴ糖3種」を配合していることです。「アラキドン酸」はDHAと合わせて摂取することで、脳の発達を促します。「ラクトフェリン」は初乳に最も多く含まれているタンパク質の一種で、細菌やウイルスの侵入を防ぎ、赤ちゃんの健康を維持する役割があります。通常の食品ではナチュラルチーズに含まれていますが、赤ちゃんはまだ摂取することができないので、母乳やミルク母乳や粉ミルクから補給します。3種類のオリゴ糖がビフィズス菌を増やし、腸内菌層を整え、うんちの排泄を手助けしてくれます。
産院で良く使われているので、退院後もそのまま愛用するお母さんが多いようです。

はぐくみ

母乳が出なかったり、乳腺炎などのおっぱいのトラブルと、様々な理由で粉ミルクを使用するお母さんは多くいらっしゃると思います。しかし、粉ミルクってどこのメーカーさんのものが良いのでしょうか?成分について詳しくまとめてみたので、是非参考にされてください。

和光堂はいはいの特徴は、「ラクトフェリン」、「DHA」、「オリゴ糖」、の含有量が多いことです。
はいはいは、ラクトフェリンを最も多く含むブランドです。赤ちゃんを病気から守ってくれる大切な成分なので、しっかり摂らせてあげたいですね。
 
また、ビフィズス菌を増やすガラクトオリゴ糖を配合しているため、便秘気味な赤ちゃんにもおすすめです。

はいはい

雪印ぴゅあの特徴は、「ラクトフェリン」に加えて「ラクトアドヘリン」を含んでいることです。
ラクトフェリンは赤ちゃんから病気を守るタンパク質で、初乳に多く含まれる成分です。ぴゅあのラクトフェイン含有量はそれほど多くはありませんが、これに加え、感染を防ぐ機能を持つ「ラクトアドヘリン」が多く含まれています。これらは、母乳に含まれる糖たんぱく質であり、赤ちゃんの成長に必要な栄養素です。ぴゅあは、より母乳に近い成分を目指しています。雪印ぴゅあのHPでは毎月先着で試供品がプレゼントされているので、まずは一度試してみたい方は是非HPを覗いてみてください。

ぴゅあ

まとめ

グリコアイクレオの特徴は、色、味、香りと母乳に近いところです。黄色っぽい色をしているのは、β-カロテンの含有量が多いためです。β-カロテンは緑黄色野菜、果実、藻類などに含まれる栄養素で、特に初乳に多く含まれ、粘膜や皮膚、免疫機能を常に保ったり、視力を維持したりするために必要な成分です。

アイクレオ

ビーンスタークすこやかの特徴は、「リボ核酸」や「シアル酸」など、他社には入っていない成分を配合しているところです。「リボ核酸」は赤ちゃんの未熟な消化管を成熟させ、バリア機能を高めます。赤ちゃんの食物アレルギーの予防にも効果的です。「シアル酸」は脳の神経細胞、生殖器官などに多く存在し、免疫力や内臓器官の強化、自然治癒力の向上に関わると考えられています。これらの成分は初乳に多く含まれる成分で、赤ちゃんの免疫機能を補ってくれます。

すこやか

いかがでしたか?成分はブランド毎に特徴がありますが、赤ちゃんとミルクの相性が悪いと下痢を起こしたり、逆に便秘になってしまうことがあります。ご自分の赤ちゃんに合ったミルクを見つけてあげてくださいね。

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