2016.07.10 Sun 更新

妊娠後期は下痢になりやすい?その原因と対策法、おすすめの食べ物について

妊娠後期は下痢になりやすいって知っていましたか? 意外と知られていないのですが、大きくなった子宮が腸を圧迫することによって下痢に なりやすいんです。妊娠後期に下痢になって心配する人もいると思いますので、 ここで原因と対策をまとめてみましたので、心配な方は是非ご覧になっていただければと思います。

そもそも下痢に対しては良いイメージはないと思います。
それが妊娠中でしたら、心配になるのも分かります。
少しビックリしたのが、下痢=流産・早産というイメージを持っている方が非常に多い事です。
妊娠中に下痢になったから流産の可能性がある…という噂は気にしなくて大丈夫です。

下痢に対する不安要素

その他に考えられる原因としましては、体の急激な変化についていけず体力が低下し、胃腸の働きが弱くなっているところに食べ過ぎで弱っている胃腸に負担がかかりすぎてしまい、下痢になるパターン。
そういった日々の生活の中で乱れた自律神経のせいで、ストレスが溜まるパターン。
自律神経が乱れると副交感神経が過剰に反応してしまい、その結果下痢になっていますのです。
逆にストレスで便秘になる方は、緊張などで交感神経が敏感になっているということのようです。

先程少し書きましたが、大きくなった子宮が腸を圧迫するようになり圧迫されたことによって、腸の消化不良が起こるために、下痢症状へ繋がります。全員が全員ではないのですが、逆に圧迫されたことにより、腸の動きが鈍くなり 便秘になるという人もいます。

妊娠後期に下痢になる主な原因

下痢になったらなるべく胃腸に負担をかけないようにしなければいけません。
刺激が少なく消化に良い栄養価の高い食べ物が良いとされています。
おかゆや野菜スープなど消化の良い食べ物で少しずつ様子をみて徐々に胃腸を慣らしていくのもありでしょう。
以下に幾つか代表的なおすすめの食べ物を挙げてみましたので、参考にしてみてください。

おすすめの食べ物

もちろん注意してほしい下痢症状もあります。
一日に何度もトイレに行かなければいけなかったり、水のような便が出たり、嘔吐や発熱を伴った下痢が出る場合は、すぐさま病院へ行って下さい。
感染症の疑いもあるかもしれませんので、しっかりと検査して下さい。

実際には下痢症状が流産や早産に結びつくことは、ほとんどありません。
ですので、下痢症状が出たからといって必要以上に慌てる必要はありませんが、一つ心配な点を挙げるとするならば、下痢による腸の収縮が続くと、子宮収縮を引き起こす可能性があるということです。

逆に避けたい食べ物は、肉類や揚げ物など脂肪を多く含んでいるものをはじめ、ケーキやお菓子など糖分を多く含んでいるもの、そして意外なのが、繊維質が多い貝類や根菜、生野菜なども胃腸への負担になるため控えたほうがいいみたいです。
乳製品も体質によって下痢を起こしやすかったりしますので、自分の胃腸と相談しながら、相性なども考えて栄養を摂取するようにして下さい。

これらの食べ物は栄養があって、胃腸への負担が少ないと言われている食品です。
また下痢症状の時は脱水症状にも気を付けなければいけませんので、水分を摂るときも胃腸への負担を考え、ぬるめの白湯や麦茶、ほうじ茶、常温のスポーツドリンクなどを少量ずつ取るようにしてください。
決して、冷たいものや炭酸飲料、カフェイン入りの飲料、アルコールなど避けて下さい。

・柔らかい白ご飯
・じゃがいもや里芋の煮物
・バナナ
・白身魚
・ヨーグルト
・豆腐
・リンゴ

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