2016.09.08 Thu 更新

妊娠中の扁桃腺のトラブルについてまとめました

妊娠初期は風邪をひきやすいです。 風邪の症状の中でも、風邪のときによく見られる扁桃腺の腫れは痛くて厄介なものです。 妊娠中だから風邪薬も飲めないし、どうしたらいいの?と扁桃腺のトラブルに悩んでいる人必見ですよ。 今回は「扁桃腺のトラブル」についてご紹介します!

主な症状

妊娠中に起こる扁桃腺の腫れは、妊娠で免疫力が低下しているためだと言われています。
妊娠初期から、胎児を異物として排除しないよう、身体の免疫力が低下しています。
そのため、細菌やウイルスをもらいやすく、風邪をひきがちです。

扁桃腺が腫れる原因

扁桃腺はのどの両側や鼻の奥、舌の付け根あたりなどにあります。
扁桃腺は、細菌やウイルスといった外敵から身体を守るために、免疫を発揮してくれる場所です。
ですが、抵抗力が弱まると、扁桃腺自体が感染を起こします。
扁桃腺が炎症を起こすと、その部分が腫れ上がり、のどあたりを手で押さえてみると、硬くなります。

扁桃腺って?

38~40度くらいの高熱がでます。
関節痛で節々が痛むので、動くのが億劫に感じるようになります。

38~40度くらいの発熱

扁桃腺炎が初期段階であれば、赤く腫れたり痛みが出始め、食事のときなど、飲み込んだときに違和感を感じます。
腫れが進行していくと、食事や唾液を飲み込んだときの痛みが大きくなります。
ひどい場合には、扁桃腺に白い膿の塊が見られるようにもなるとされます。

腫れて食事のときに痛む

扁桃腺炎になったとき、扁桃腺が炎症を起こしている以外にも症状があります。
主な症状は以下の通りです。

扁桃腺を冷やす

扁桃腺炎のときも安静にするのが一番です。
他にもいくつか対処法があります。対処法は以下の通りです。

扁桃腺が痛むときの対処法

身体の中で炎症が起きている場合には、患部を冷やす寒冷療法を行いましょう。
免疫機能の働きで過剰に集まった血液組織を減少させたり、拡張した血管を収縮させることで痛みが和らぎますよ。
炎症を起こしていない場合のみ、温かくすることで痛みが和らぐ症状もあります。
炎症を起こしている場合には、温めると痛みがかえって強くなってしまうこともあります。
注意してくださいね。

妊娠中でも飲むことができる薬はあります。なので、かかりつけの医師に相談し、処方してもらいましょう。
独断で服薬はしないようにしてくださいね。

服薬は医師と相談

なお、扁桃腺炎は、抗生物質で原因となる菌を殺菌するのが主とされます。
ですが、抗生物質の種類によっては、アレルギーが出てしまう人もいます。
いずれにせよ、医師と用相談の上で処方してもらいましょう。

扁桃腺の腫れが見られると、食欲不振や患部の痛みで食事を避けてしまいがちに…。
免疫力の低下等が原因となって症状が出ている場合もあるので、食事を摂らないと栄養不足で更に免疫力の低下してしまいます。栄養と塩分の摂取ができるように、スープなどの食べやすい状態の食事を摂ってくださいね。

スープなど食べやすい食事をとる

冷たいお茶や水を飲む

飲み込む時に痛みを感じることが多い為に、水分補給を避けてしまうことがあります。
脱水症状を起こさない為にも、飲む時に痛みが強くないようであれば飲み物はしっかりとこまめに摂るようにしてください。
腫れや炎症を起こしている場合には、血管が膨張し血液が多くなってしまっている状態です。
冷たい水やお茶を飲むと腫れを抑えながら水分補給ができますよ。

いかがでしたか?
妊娠中は何かとトラブルがつきものです。その中でも、扁桃腺の腫れは、痛くてつ辛いものです。
素早く対処し、元気なマタニティライフを送ってくださいね。

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