授乳量が少ない
便秘を引き起こす母乳には特徴があります。それは「脂肪分の多い母乳」です。
乳製品や肉類なその脂肪分の多い食事を摂っていたり、水分摂取が少ないとと母乳がドロドロした状態になってしまいます。
そんなドロドロとした母乳は、赤ちゃんの未熟な腸では消化しきれずに、便秘の原因になるそうです。
赤ちゃんが便秘がちのときには、お母さんの食事を脂肪分を抑え目にして、食物繊維と水分を積極的に摂るようにしましょう。
母乳の質
何日間でないから「便秘」と決めつけることはできません。
排泄間隔には個人差があり、今までと比べて排便ペースがどうなったかということで便秘かどうかを判断します。
新生児の便秘の原因として考えられるものは以下の通りです。
新生児の便秘の原因
赤ちゃんはよく汗をかきやすいです。
大人でもよく汗をかく夏等は水分が不足しがちだと言われています。
水分補給がちゃんとできていると、便秘が改善できることもありますよ。
水分不足
ミルクに含まれている微量な成分が便秘の原因になることもあります。
合わない成分が微量でもあるのなら、新生児の未熟な腸には分解するのが難しいとされています。
ミルクはメーカーによって成分が異なるので、ミルクを変えてみたら便秘が解消されるかもしれません。
ミルクが身体に合っていない
母乳やミルクそのものが不足して便秘になることがあります。
十分な量の栄養が摂れていないため、便の量が減って、上手く外に出しきれず、お腹の中で硬くなって便秘をなることがあるようです。
マッサージ
新生児の便秘の対処法は以下の通りです。
新生児の便秘の対処法
お腹が張って苦しそうなときは、マッサージがおすすめですよ。
【足のストレッチマッサージ】
赤ちゃんのモモとヒザで赤ちゃんのお腹を押すようにマッサージします。
赤ちゃんを仰向けに寝かせて両足首を優しく持ってあげて、「右、左、右、左」と両足を交互に動かします。
赤ちゃんのモモとヒザでお腹を押すことで腸を刺激し、便秘解消を促します。
リズムに合わせて、歌を歌いながら楽しくマッサージするのもおすすめな方法ですよ。
【「の」の字マッサージ】
時計周りにゆっくりとお腹をなでてあげましょう。
赤ちゃんのお腹に「の」の字を描くように、おへそを中心に時計回りでマッサージをします。
赤ちゃんへのマッサージは、指先を使わずに3本から4本の指先と手のひら全体でやさしくなでるように、一箇所をさすってあげながら、お腹に大きな円をゆっくり描くようにしてあげてください。
【おしりのマッサージ】
赤ちゃんの肛門のすぐ上あたりを指で押したり、軽くとんとんとたたいてマッサージをします。
この時、爪がささったり、強く押しすぎたりしないように気をつけてくださいね。
また、ベビーオイルを含ませた綿棒を、先の丸い部分が隠れる程度、肛門に挿れて刺激するのも有りな方法です。
沐浴後や暑い時期は汗をたくさんかいて水分不足になりがちです。
白湯や赤ちゃん用の麦茶を飲ませるのも水分不足解消に効果的ですよ。
ミルクの赤ちゃんは、ミルクの量を増やして水分を補っても大丈夫です。
水分補給をする
綿棒浣腸
ベビーオイルやワセリンをたっぷり含ませた綿棒を、肛門に挿れて刺激してください。
綿棒で円を描くようにゆっくりマッサージしてあげましょう。
いかがでしたか?
意外と多い赤ちゃんの便秘には、実は様々な原因があります。
赤ちゃんの健康はうんちで判断することも多いので、普段から赤ちゃんの食事量や頻度、うんちの様子を観察しましょう。