今までは全く眠くなっていなかった人が、急に眠い日が続くなんてことも十分にあり得ます。
少し戸惑うこともあるかもしれませんが、これは少し先程書きましたが、ホルモンバランスが関係しています。
ホルモンバランスの関係
後者のタイプは、ホルモンバランスの関係だと思います。(ホルモンバランスについては、後ほど詳しくまとめます)
一説では出産後は必然的に眠れなくなりますから、今のうちから沢山寝ておくように脳が指令を出しているという説もあります。
このタイプの不思議なところが、毎回妊娠中に眠くなるのではなく、お腹の子によっては眠くならない事もあるということです。
妊娠すると、眠りが浅く熟睡できないタイプと、常に眠くて眠くて昼寝も必須というタイプの、2パターンに分かれます。前者のあまり眠れないタイプは、妊娠初期のまだ胎動で起こされることがない時期や、妊娠後期のトイレが近くなり起きたり、細切れの睡眠になるというパターン等とは関係なく起こります。
2パターンに分かれる
大事なのはいつ寝るか
お母さんが妊娠中に睡眠不足だと、お腹の中の胎児へ影響するのか気になるところではあると思いますが。
安心してください。
お母さんの睡眠不足は、胎児へは影響しません。しかし、睡眠不足からの体調不良やストレス等は、少なからず胎児へ良くはありませんので、注意してください。
最低でも6時間が睡眠をとるようにしてください。
睡眠不足と胎児の関係
妊娠中はホルモンバランスが崩れますので、こういったことはありがちです。バランスが崩れるとはどういったことかというと、交感神経や副交感神経のバランスがいつもと異なった場合、眠くなってきたり、注意力が散漫になったりします。
もちろん、この眠気にも個人差はあります。
日中も眠くてたまらない人は、昼寝をしてしっかりと休んでください。
その時に大事なのが、あまり寝過ぎないということです。出来れば15分程だけの睡眠にすると、脳のリフレッシュ効果や、3〜4時間分の寝不足を補えることが分かっています。
15分以上寝ても良いのですが、深い眠りに入ると逆に中途半端に疲れてしまったりするので、出来れば15分目処の昼寝をオススメします。
昼寝はどれくらいがベスト?
この時間帯に寝る事で、自立神経が整いホルモンバランスも整ってきますので、寝不足になることはないでしょう。
また新陳代謝も行なわれますので、肌荒れなどの予防にもなります。
基本的に、妊娠中でも以前の生活と変わらずに6~7時間とれれば特に問題はありません。
上記に書いたように、日中も眠くてたまらない人は10時間ほど寝て、昼寝もするという人もいますが、大事なのは合計の睡眠時間より、いつ寝るかです。よく言われているのは、22時〜2時までの所謂ゴールデンタイムに寝ることです。
最後に
また、眠くなくても22時〜2時の間には眠れるように横になっておくなど、体を休む方向に持って行くことが大事になってきます。
寝る時の体勢に関しては、左半身を下にして横向きに眠るのがオススメです。
左半身を下にすることで、胃腸などの臓器に負担をかけずに胎児にもしっかりと栄養を送れます。
妊娠中は、全然眠れない人もいますし、常に眠たい人もいます。
ですが、ある程度ホルモンバランスを整えることで一定の睡眠を確保することはできますので、最低でも1日に6時間は寝るように心がけ、もし無理な場合は昼寝で補うなどして調整してください。