2016.09.21 Wed 更新

なんで突然叫び出すの?奇声をあげる原因と対処法まとめ

赤ちゃんが突然「キャー』「ギャー」などの奇声を発して困ってしまったことはありませんか? お家の中だけならいいのですが、公共の場所だと周りの人に対して迷惑になってしまいますし、精神的にも参ってしまいます…自閉症や発達障害の兆候なのでは?と不安になるパパやママも多いようです。そこで、今回は赤ちゃんが奇声を発する原因とその対処法についてまとめてご紹介いたします。

対処法

毎日ほぼ同じ時間に起こりやすく、生後5〜6ヶ月頃になると自然と治まってくることが多いと言われています。
しかし、中には2〜3歳頃になっても夕方になると機嫌が悪くなり泣き出してしまう子どももいるようです。

生後3〜4ヶ月頃の赤ちゃんには、夕方になると泣き出す「黄昏泣き」と言われるものがあります。
それまでご機嫌だったのに急に泣き出して奇声をあげる状態です。
この原因は様々だと言われていますが、暗くなってきて不安になる、夕方頃に1日の疲れが出て眠たくなるためだと言われています。

疲れている、眠たい

具体的にどんな時に赤ちゃんは奇声をあげてしまうのでしょうか。
代表的な例や対処法をご紹介いたします。

突然大きな声を出すようになるので、6ヶ月検診などで相談するママも多いようですが、機嫌良くしているようなら特に心配はいりません。

生後半年前後の赤ちゃんは特に奇声を多く発します。
この頃になると赤ちゃんが出せる声にもバリエーションが増え、その声が楽しくてつい大きな声を出してしまいます。
特徴としては、奇声をあげているけれども機嫌が良く笑っている、手足をバタバタさせて喜んでいるというのがあります。

声を出すのを楽しんでいる

しっかりとお昼寝ができていると黄昏が収まることがあるようです。
毎日寝る時間や起こす時間を決めて、規則正しい生活リズムを身につけさせてあげるようにしましょう。
早寝早起きすることで、お昼寝もしっかりととれるようになり、黄昏泣きや突然の奇声をあげなくても良い状態を作ってあげるのがオススメです。

夕方になってあたりが暗くなり始めると泣き出すことが多いので、少し早めの時間から室内の照明をつけて明るくしてあげましょう。
そして、マッサージや赤ちゃんがゆったりリラックスできるようなコミュニケーションをとって安心させてあげましょう。

しかし、いつもこのようにしていると、声を出すこと自体が悪いことだと思ってしまいますので、家の中など声を出しても良い状態の時には、「お話ししてるの?」「声出すの楽しいね」など優しく声をかけながら撫でてあげたり、手合いを動かしてあげたりしてコミュニケーションをとるようにしましょう。

静かにしないといけない状態で赤ちゃんが奇声を発した時などには、まずは「シー」のポーズをして大きな声を出すと大人hあこのポーズをするんだということを赤ちゃんいおぼえてもらいます。
そのあと、赤ちゃんの興味を声を出すこと以外に向けるために、いないいないばあなどの遊びをしたりおもちゃを持たせてあげたりするようにします。

この頃の赤ちゃんは、まだ言葉を理解するのは難しいので言い聞かせて対処することができません。
しかし、公共の場所など静かにしないといけない場所があるというのは少しずつ教えていかなくてはいけません。
すぐにはわかってはもらえないことが多いですが、根気良く続けていくことですこしずつ赤ちゃんも学んでいってくれます。

対処法

思い通りにならない

対処法

生後8〜10ヶ月くらいになると、赤ちゃんにも少しずつ自我が芽生えてきます。
もっと遊びたい、おもちゃが欲しい、お風呂に入りたくないなど、自分の思い通りにならない時にその石を伝えようとして泣いたり、怒ったりしながら奇声をあげることがあります。
自我が出てくることも赤ちゃんの成長の証です。

まずは「シー」のポーズをして、なぜ奇声を出してはいけないのかを赤ちゃんに説明してあげるようにしましょう。
「良い子にしてね」「静かにしないと怒られるよ」などの曖昧な表現は使わずに、「大きな声を出すとみんな耳が痛いから嫌だよ」「ここはお話を聞く場所だから静かにしてね」など具体的に理由を話すようにしましょう。

思い通りにならなくて奇声を発しながら怒っている子どもに対しては、絶対に大声で叱りつけないようにしてください。
ママは大きな声で怒っているのに、なんで自分だけダメなのか赤ちゃんには理解できません。
一時的には静かになるかもしれませんが、それはママが大きな声を出した時だけ静かにすれば良いと赤ちゃんに思わせてしまうことにもつながります。

また、大きな声を出してはいけない場所に出かける時には、事前に「今日は⚫︎⚫︎にいくから、その間は静かにしていてね」と声をかけておきましょう。
まだ話ができない赤ちゃんに言っても意味がないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、子どもは親が思っている以上に周りを観察していろいろなことを学習しているものです。
そして、赤ちゃんが静かにしていることができたら、しっかりと褒めてあげるようにしましょう。

その他の理由

まとめ

どちらの場合も、赤ちゃんと家族がしっかりとコミュニケーションをとり、この時間はママが忙しいから注目してもらえない、知らない場所でも家族がそばにいれば安心と思えるように説明してあげることが大切です。
赤ちゃん自身も徐々にその環境に慣れていけば、奇声を発することが少なくなっていきます。

この他にも注目されたくて奇声を出したり、初めて行く場所や初めて会う人に対して不安を感じているなどの理由で奇声を発することもあるようです。

突然の奇声に「何かの病気なのかもしれない」と心配しすぎなくても大丈夫です。
温かい目で赤ちゃんを見守り、どういう時には大きな声を出してはいけないのかをゆっくり覚えていけるように導いてあげてください。

個人差はありますが、赤ちゃんは成長の段階で奇声をあげることが多いものです。
大きな声を出すことによって、赤ちゃんの呼吸器の発達を助けることにもなり、周りの人とのコミュニケーションの取り方を学ぶきっかけにもなりますので、驚いたり困ったりすることもあるかと思いますが、まずは辛抱強く見守ってあげるようにしてください。
大きな声を出すのを禁止するのではなく、時には公園などに連れて行ってあげて思う存分大きな声を出させてあげるのもいいかもしれません。

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