2016.10.06 Thu 更新

身体の中ではどんな事がおこっているの?新しい命の誕生まで

妊娠を目指してお互いに協力して、やっとの思いで妊娠できた喜びは何者にも代え難いですよね。でもその妊娠の至るまでは、体の中で一体何が起きているのでしょうか?詳しくまとめてみましたので、ご覧いただけると嬉しいです。

そこから着床が完了するまでは更に約2~3日かかるそうです。
これは個人差がありますので、約1週間はあくまで目安として考えておいてください。

卵子は、受精が成立すれば4~5日かけて子宮に辿り着きます。
そして受精卵は、その間2分割、4分割と細胞分裂を繰り返し、その後子宮内膜に着床します。

一般的には、受精から着床まで、約1週間かかると言われています。
タイミングを排卵日に合わせて性交渉して、仮にその排卵日に受精したとして、その約1週間後が着床日になることが多いようです。

妊活中の方なら誰もが気になる、着床までの日数。
排卵日から妊娠検査までの2週間は、本当に待ち遠しいと思います。着床の有無は、妊娠判定が出るまで分かりませんが、リアルタイムにお腹の中で進行しているかもしれない受精から着床まで、その日数と過程についてまとめてみました。

受精から着床までの日数

排卵された卵子は、卵管先の膨大部、卵管采にキャッチされます。
そして成熟した卵子が育ち、キャッチされることで、正常な排卵が行われたと言えます。

まず、受精卵になるには排卵が起こることが大前提です。
排卵は生理周期の約2週間前後の起こります。排卵日は個人差や体調の変化など、その周期によって変動しますので、排卵日を確定するのは非常に難しいのですが、きちんと基礎体温をつけている場合や、産婦人科での超音波検査により予測することが出来ます。

排卵

その着床までの流れとしては、排卵、受精、胚盤胞、着床の開始、そしてやっと着床の完了という流れになります。
なかなか着床までの流れを知っている人は多くはありません。
ですので、さらに詳しく見ていきましょう。
知れば知る程、産まれてきてくれた我が子、今身ごもっている胎児誕生への奇跡を、実感できるんじゃないでしょうか。

受精から着床までの過程

受精卵は、子宮方向へ運ばれながら分割を進めていきます。
どんどん分割し細胞を増やしていきます。
受精から5~6日目頃になると、細胞の数は200〜300になり、遂に着床段階を迎えます。

胚盤胞から着床へ

受精する場所は、卵管膨大部と呼ばれる卵管の先端付近です。
そこの辿り着くまで精子は、最短でも17センチの距離を泳いで卵子までたどり着かなければなりません。
そして、卵子の待ち受ける卵管にたどり着き、厳しい道のりを勝ち抜いた一匹の精子が、卵子と受精し、受精卵となるのです。

受精

そして着床前の胚盤胞へと形を変えます。
これは、身体のあらゆる細胞に分化する能力を持っている細胞です。
何日もかけて分割と、移動を繰り返してきた受精卵がいよいよ着床します。
基本的には着床が始まるまでは、約1週間と長い時間がかかるようです。

無事に着床が終わっても、そこから着床が完了するのは、まだ数日かかります。
完全に完了するのは、排卵後から12~13日後だそうです。

着床完了までも時間がかかる

いかがだったでしょうか。妊娠成立までは、体の中で様々な変化が起こっているんですね。
待望の妊娠が分かったら、なるべく身体に負担をかけないように、リラックスし手充実した妊婦生活を送ってください。

そして、やっとめでたく、受精から13日間かけて、妊娠成立です。この頃は、生理周期で言うところの約27日目あたりになります。
妊娠が成立すると、徐々に妊娠ホルモンが上昇していきますし、早い人ではすでにつわり等の妊娠の兆候を感じる人もいるようです。

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