精子に問題がある
女性不妊に様々な理由があるように、男性にも様々な理由があります。詳しく見ていきましょう。
男性不妊の原因
男性にとっては驚きの事実かもしれませんが、実はこの半世紀ほどの間に、男性の生殖能力は低下しているんです。
これは、WHO(世界保健機関)により発表されています。
原因としては、ストレスや環境ホルモンの影響が考えられるそうです。
これは世界的にみても、大変由々しき事態です。
実は今…
過度なストレスや、ホルモントラブル等により、勃起障害(ED)になります。
こうなってしまうと射精が不完全になり、精子の数や運動性が鈍くなり、結果的に不妊に繋がります。
何かしらの要因で性交することが出来ない、射精できないことも原因の一つに挙げられます。
精神的、肉体的理由からの勃起障害(ED)により、満足な性交渉を行うことができないのも、立派な原因の一つです。
性交障害
また、健康な男性の場合でも、精子の運動率が悪かったり精子の形態異常がある場合、きちと卵子まで辿り着けず、妊娠に至りません。
精子の老化も原因として考えられます。
精子は35歳を境にだんだん老化していくことが分かっています。
男性不妊の主な原因の約9割が、精子に問題があるためにおこっています。
精液中の濃度が薄かったり、全く精子が作られていなかったりということがあるのです。
温めない
日常生活で取り組める男性の妊活について、ご紹介していきます。
日常生活から妊活
精子は高温に弱いので、体温より少し低い33度〜35度を保つのがベストだと言われています。
サウナや長風呂は精巣を温めてしまうので妊活中は避けるようにしましょう。
適度な運動
下着や股間が窮屈になる服装を避け、精巣を圧迫する自転車などに長時間乗る事は避けましょう。
しめつけない
軽いウォーキングなどがオススメです。
また週に2〜3回ほどの筋トレも良いでしょう。
無理ない程度に続けることが1番です。
適度な運動をすることも効果的です。
基本的に男性の妊活は元気な精子を作るということです。
ですので、慢性的な疲労や運動不足により精巣の血流が低下していると、元気な精子を作ることができません。
忙しくて筋トレをしたりジムに通うことが難しいのであれば、1日30回〜50回程度のスクワットを続けるだけでも、効果的です。
運動することで質の良い睡眠もとれるようになり、一石二鳥です。
オススメの食材
まとめ
一番の代表格は亜鉛で、1日10g~20gが目安です。
レバー、牛肉、卵黄などが亜鉛を多く含んでいます。
精子の老化防止に繋がる食べ物もあります。
かぼちゃ、アボガド、ほうれんそう等は老化予防のためにビタミンEを多く含みますので、積極的にとりましょう。
食生活の改善もオススメです。
造精機能を高め、精子の運動率を上げる食べ物を、積極的に摂るようにしましょう。
妊活とは、夫婦で取り組むものです。
二人で協力して、妊娠しやすい体づくりにチャレンジしましょう。
お互いをしっかりと支え合い、気遣い合いながら妊活を続ければ、きっと子宝に恵まれますので、諦めないで下さい。